まもなく梅雨の季節。この時期は、湿気による髪の毛の「うねり」「広がり」が悩みですよね。今回は、オーストラリア在住で現地のサロンで働く美容師のケイティさんに、「自宅でできる、湿気対策のヘアケア」を教えてもらいました。


現在はオーストラリアの美容室で働くケイティさん。「オーストラリアの人たちは、細くボリュームの出にくい髪質。こちらで働くようになってから、日本人は太く湿気でうねりやすい髪質の人が多かったことに改めて気づきました」
これから、日本は雨の多い時期。髪のうねりや、広がりが気になる季節でもあります。「うねりや広がりを抑えるコツは3つあります」とケイティさん。
【前日のうちに】うねり・広がりを抑える夜のヘアケア
2)ドライヤーを使うときは「ヒートプロテクション成分」が入っているヘアケア製品をつける
3)髪をしっかり乾かしてから寝る
1)シャンプーは前日のうちに済ませる
髪は洗って乾かすとボリュームが出やすいので、朝出かける前ではなく、前日のうちにシャンプーしておきましょう。また、洗ってからある程度時間がたっていたほうがセットもしやすいそう。
2)ドライヤーを使うときは「ヒートプロテクション成分」が入っているヘアケア製品をつける
「ヒートプロテクション成分」とは、ドライヤーやアイロンなどの熱から髪を守ってくれる成分。スプレー、オイル、クリームなど、メーカーによってさまざまなものがあります。「ヒートプロテクション成分」配合のヘアケア製品を、手首や腕の内側などにつけ、ドライヤーの温風を当ててみて、熱を感じないものは効果あり。
アイテムは自分の髪質に合ったものを選べばよいのですが、あまり油分が多いと時間がたつと脂っぽくなってしまうので要注意。特に日本人の髪質はべたつきやすいため、湿気の多い時期は軽めのテクスチャーがよいでしょう。
ケイティさんいわく、「できれば市販のものよりも、サロンなどで購入するのがおすすめ」だそう。「値段は高くなりますが、プロ仕様のものは、やはりクオリティーが高いです」
3)髪をしっかり乾かしてから寝る
基本的なことですが、髪に湿気が残ったままだと、寝ぐせやうねりの原因になります。面倒でも、きちんと乾かしてから寝ましょう。ドライヤーの温風で乾かした後、冷風でしっかり熱をとります。セットは翌日に行うので、ここでは地肌と髪の毛をしっかり乾かすだけでOK。