子どもに、仕事への向き合い方を伝え続けた
基本的に在宅勤務をしている丸山さんは、働いている姿が子どもにも見えるため、子どもが2~3歳くらいのときは「ママともっと遊びたい」と言われて、胸が痛んだこともあったと言います。
そんな日々を乗り越えられるようになったのは、子どもが4歳になったころ。子どもとコミュニケーションを取れるようになったことが大きかったといいます。
「子どもには2歳くらいのときから常日ごろ、『あなたに出会えたことで、社会課題に挑戦しようと思ったり、自分にできることをやろうというエネルギーが湧いたりしている』と仕事に対する前向きな姿勢を伝えるようにしていました。最初はキョトンとしていましたが、年齢が上がるにつれてコミュニケーションが取れるようになり、最近では試作品にフィードバックをくれるなど、私の仕事に興味を持ってくれることもあります。娘の成長に助けられながら、子育てと経営の調和を図っています」