企業やチームをけん引する女性たちから、リーダーとして活躍するためのヒントを教えてもらうこの連載。今回お話を聞いたのは、インテリアデザインなどを手掛けるclair decor(クレア デコール)で代表を務める川原あやかさん(29歳)です。起業、事業売却、上場企業の子会社社長など、さまざまなキャリアを歩んできた川原さんに、タイムマネジメントの方法やマイルールなどを教えてもらいました。

【前編】川原あやか 20代で起業、周囲と比べず個性磨き続けた ←今回はココ
【後編】20歳でデザイン業で起業 無償でも引き受け実績重ねる

20代で起業、上場企業の子会社社長を経験

 川原あやかさん(29歳)はニュージーランドの大学を卒業した2015年に、ウェブデザインを手掛けるclair decorを起業しました。16年には大手ゼネコン会社と提携して立ち上げたハウスブランドを都内20棟にまで展開し、17年に大手不動産会社に売却。約2年間、上場企業の子会社で代表を務めました。

 任期を満了した19年に再び独立し、現在は経営者兼ブランドデザイナーとして、ホテルやマンションの開発企画におけるコンセプトづくりからブランディング、内装デザインまで一貫して提供しています

 30代に近づき、精神的にも肉体的にも変化が訪れているという川原さんの1日に密着し、情報収集や健康との向き合い方などについて聞きました。