(その2)布を活用して、仕事関連グッズを即目隠し

 ワンルームで生活スペースと仕事スペースを区切るためにぜひ活用したいのが「布」。OAカバーは市販もされていますが、部屋の雰囲気に合わせた色柄の布をPCやディスプレーにかぶせて、仕事に関連するグッズを視界から遮断するという用途が満たせれば十分。柔らかな素材の布のほうが、扱いやすく、傷もつけにくいのでおすすめです。仕事が終わった後に布で覆うだけで、気持ちは切り替わるもの。私が一人暮らしをしているときは、突っ張り棒を使ってカーテンをつくり、ベッドと仕事で使う机の間を分けていました。

突っ張り棒+布を使って即席カーテン。カーテンリングやカーテンクリップを使えば、より手軽にプライベート空間との仕切りができる(写真はイメージ)
突っ張り棒+布を使って即席カーテン。カーテンリングやカーテンクリップを使えば、より手軽にプライベート空間との仕切りができる(写真はイメージ)

 お仕事グッズは箱やトートバッグなどにひとまとめに入れて持ち運びできる状態にしておき、仕事が終わった後は部屋の片隅に片付けられるといいですね。

 さまざまな色や柄の布を使って、部屋の模様替えをするのも楽しい余暇の過ごし方。これから取り入れるなら、日本の夏を連想させる藍色がおすすめです。藍色は白や茶色と相性がいいので、既にある家具や壁紙とも調和します。仕事を始める際にはPCにかけていた布を取ってベッドにカバーのようにかけると、部屋全体がすっきりと引き締まったように感じられます。

 賃貸・一人暮らし住まいの家具は、今後の転居も想定して必要最小限を意識したいもの。布を使って手軽に模様替え気分を味わってください。