たくさんは要らないからこそ、良いものを選びたい

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30歳で人生のパートナーを得て、この春、仕事でも新しいステージに立った宇賀さんは、この先どんな女性になりたいと考えているのだろうか。
特定の誰かを意識することはないというが、素敵だなと思う人に共通しているのは「強くて優しくて美しい人」だという。「自分がしっかりして芯がないとぶれてしまうし、そのためにはしっかり立てる強さが必要。そして強さがあれば優しくなれるから」
外見の美しさに関しても怠りたくない。デニムのこのサイズが綺麗に履けるか、ノースリーブが素敵に着られるか。その時に自分が着たい服を、ちゃんとオシャレに着られる体型でありたいのだという。そこにもやはり「ありのままの自分でいるために、なまけない」という宇賀イズムが流れている。
「若く見られたいという気持ちはなくて年相応でいいのですが、いつも堂々とみなさんの前に出られる姿でいたいなとは思います。そのために運動もするし、外食が続いたらリセットをします。食べることもお酒を飲むことも大好きなので、ストレスにならない程度に気をつけていますね。物欲は年々薄まっていて、ファッションもジュエリーもたくさんは要らなくなってきた。だからこそ、ずっと大切にできるプラチナのような良いものを選んで身につけていきたいと思っています」
オンもオフも飾らず、けれどすがすがしいほどまっすぐに前向き。そんな宇賀さんに、どうしたら自分らしくあれるのかを最後に尋ねた。
「多くの人に仕事でお会いしてきましたが、どんなにすごい方でも迷うんだなと。迷いはあって当たり前。だからこそ、自分の声をきちんと聞く、習慣づけしておくことが大事なのではと思います。私は自分の思っていることを長年日記にメモし続けてきているのですが、それによって「自分の取説」がたまっていくんです。些細なことでも文字に残しておくことで過去を振り返ることができ、こんなことに迷って、こういう手段を取ったらこうなったんだな、と対策を検討しやすくなります」
宇賀さんの「ぶれない自分らしさ」。それは、とことん自分と向き合う経験を積み重ねてきたからこそ生まれたものなのだろう。彼女のプラチナ・ストーリーはこれからもきっと輝きを増し続けていくに違いない。

オンビジネスよりもファッションの自由度があがるオフタイムには、いつもより少し存在感のあるプラチナ・ジュエリーを楽しんでみたい。美しいホワイトカラーは、doors世代らしい若々しさを引き立てながらも、確かな上質さでクラス感をプラス。透明感ある夏の装いを演出してくれるはずだ。
(左から)カスミソウの花をモチーフにしたベルブランシュのハーフエタニティー(300,000円)は、愛らしい手元を演出してくれるプラチナ・リングだ。同じくカスミソウが胸元に並ぶプラチナ・ネックレス(291,000円)とあわせれば、プラチナ・ジュエリーならではの清楚かつ華やかなスタイルに。
パーティーシーンには「夜空に輝く7つの星」をテーマに、繊細さと輝きを表現したソノリテのプラチナ・リング(770,000円)を。
さりげない女性らしさの演出にはブレスレットがおすすめだ。シンプルな小豆チェーンにハンマリング加工を施し、どの角度からも輝きを放つのは、イジマのプラチナ・ブレスレット(10,000円)。パールのアクセントと複数のチェーンがエレガントに揺れるプラチナ・ブレスレット(イトイ/50,000円)も、あらゆるシーンで活躍してくれるはず。
顔まわりを華やかにしてくれるサークルモチーフのピアスもオフタイムの楽しみだ。ギンザタナカのプラチナ・ピアス(96,760円)は、複数のプラチナチェーンをレースのように織り合わせた繊細なデザインで、耳元を美しく彩ってくれる。
本物ならではの存在感と気品でスタイルを格上げしてくれる――そんなとっておきのプラチナ・ジュエリーは、「自分らしさ」を支えてくれるお守りのような存在にもなる。華やかなパーティーへの参列も増えるdoors世代にふさわしいジュエリーとなるはずだ。
取材・文/宇野安紀子 写真/木内和美 スタイリング/平野彩 ヘアメイク/みち子(SUNVALLEY) 衣装協力/N.O.R.C 03-3669-5205 構成/横濱啓子(remix-inc.)