結婚してみたものの、なんだかしっくりこない、予想外の出来事がおきた・・・・・・などさまざまな理由で離婚を選んだ女性たち。離婚という経験を通して学んだこと、得たことを共有します。
20代、30代の私たちが離婚から学んだこと
20代、30代の私たちが離婚から学んだこと
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5交際3カ月で結婚、1年で離婚 スピード情熱婚の反省
離婚を経て、2度目の結婚は事実婚を選んで「正解だった」と話す漫画家・水谷さるころさん。『結婚さえできればいいと思っていたけど』という自身の経験を元にしたマンガエッセーを出版され、話題になりました。まさにシングルのdoors読者の心の声のようです。「早く結婚したい」と焦りを感じている読者に向けて、水谷さんが自身の経験を基にアドバイスしてくれました。
「結婚すれば不安がなくなる」はうそ
日経doors編集部(以下、――) ご著書『結婚さえでればいいと思っていたけど』にはご自身の結婚と3年半で離婚にいたるまでの経緯が書かれています。「結婚さえできればいい」と思ってしまったのはなぜでしょう。
水谷さるころさん(以下、水谷) 20代後半は「結婚したい!」と切実に思っていて、こちらから「結婚のメリット」を熱くプレゼンして結婚しました。当時一番不安だったのは「人生の先行きが見えないこと」でした。パートナーが決まればどんな生活ができるか見えてくるし、その先の仕事などの目標も決めやすくなります。曖昧な状態がいやで、「次のことを考えられる」というスタート地点に立ちたかったんですね。
とにかく結婚したいという状態までいかなくても、「結婚したら不安や焦りがきっとなくなるんだろうな」と思っているなら危険信号です。