“超おしゃれ”じゃないのに、最強コスパ仕事服
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5プチプラ達人が伝授 通販で買っていいもの、ダメなもの
「ファッションでよく聞く『抜け感』や『こなれ感』を、仕事服でどうやって作っていいか分からない」
「“超おしゃれ”じゃなくていいんだけど、全くおしゃれじゃないのも、なんか嫌だ」
「オフィスカジュアルの職場で、自由な服装が許されるため、どんなモードの服を着ればいいのか分からない」
これらは、20~30代のdoors読者からよく聞く仕事服についての本音。「仕事服の基本は、『きれいめ』モードです」というのは、『きれいめ カジュアル モードが全部できるようになる』(日経BP)の著者であり、パーソナルスタイリストの中川恭子さん。
「ファッションのジャンルは、きれいめとカジュアル、モードの3種類に大きく分けられますが、実は、このきれいめが一番簡単で、ファッションの基本にもなる。マスターしておけば、ファッションの基礎力が身に付きますよ」
きれいめコーデで失敗しやすいのは「地味になること」
ただ、「無難な色やデザインのものだけを組み合わせるのがきれいめというわけではない」という中川さん。「きれいめを目指して、多くの人が陥りやすい失敗は、『地味に見えること』。地味に見えないきれいめモードを完成させるには、欠かせないポイントが3つあります」
1つ目は「緊張感」。「緊張感は、きちんと感とイコール。襟があるジャケットやサテンなどのツヤ素材、チェーンや金具を使った小物など、高級感のあるアイテムで作ることもできますし、ヒールの靴をはいたり、手首を少し見せたりして着こなしによって作ることもできます。身に付けると気が引き締まるような感じって、ありますよね。相手に信頼してもらい、仕事をスムーズに進めるためには、気持ちのハリを服で表現することは、相手にも自分にも大事なことなのです」
次ページからは、中川さんに聞いた残り2つのポイントと、地味にならずに「ちょっとおしゃれ」を実現できる超簡単なテクニックを紹介する。誰でもすぐ実践できる色やアイテムの組み合わせ方、着こなしのコツが満載だ。