4月に発令された緊急事態宣言をへて、解除後もコロナ禍の影響が続いています。専門家とともに働き方の変化に伴う課題とその対策、新たな働き方の可能性を探ります。
withコロナ時代の「新しい働き方」
withコロナ時代の「新しい働き方」
コロナ禍でテレワーク化が進み、働き方の変化が急速に進んでいる。誰もが新しい働き方を模索している今、私たちはどのようにして変化に対応し、何を軸に未来を思い描けばいいのだろうか。ライフスタイリストの北條久美子さんに、これからの時代を生き抜くために必要な考え方や、自分らしく働くための軸の見つけ方などを聞いた。
まずは人生の土台となる心と体を整える
キャリアや働き方を見つめ直すときに、まず大事なのは「心と体の状態を整えること」だと北條さんは言う。
「人生を『家』に例えると、家を支える『土台』の部分が『心と体』。家の中にある『インテリア』が『キャリア』だといえます。つまり、丈夫な土台(=心と体)があるからこそ、理想のインテリア(=キャリア)を考えることができるのです。コロナ禍は、将来への不安が生まれやすい状況ではありますが、もし不安に思いそうになったら、気持ちを立て直して、ポジティブな未来を思い描ける状態をつくることが大事です」
北條さんによると、心と体を整えるために今すぐ実行に移せることは3つあるという。