メンターのつくり方
友人が転職したと聞いてなぜか焦ったり、全力投球の働き方を数年先も続けられるのか無性に不安になったり…。一人では抱えきれない悩みを相談できる「メンター」がいたらいいですよね。でも、そもそもメンターって何? 「占い」とは違うの? 会社員や起業家、学生向けにカウンセリング、コーチングのサービスを提供している、cotree代表の櫻本真理さんに聞きました。
「メンター」とは、本人のことを深く理解し、仕事や人生に関してアドバイスをくれたり、力付けてくれたりする相手のことを言います。ロールモデルにしている先輩がその役割を果たしてくれることもあれば、カウンセリングやコーチングなど、専門家に助言を求めたい局面もあるでしょう。
あなたにとってのメンター、誰が思い浮かびますか?
残念ながら浮かんでこないという人も、少しモヤモヤしたときに「占い」を頼ってみた経験がある人は多いのでは。確かに「相談できる」という意味では共通していそうですが、櫻本さんによれば、「カウンセリング/コーチング」「ロールモデル」「占い」の3つには、明確な違いがあるといいます。しかも、ロールモデルを頼ることには意外な落とし穴もあるのだとか……? 2ページ目から詳しく解説します。
自分に合うメンターと、どうつながればいいのかも気になるところですよね。櫻本さんに「良いメンターと出会うには?」と聞いてみると、意外にも「良いメンターと悪いメンターがいる、という考え方こそ捨てたほうがいい」という答えが返ってきました。
では、どういう順序で考えればいい? 次ページからはその答えと、まさに今感じている不安や悩みと向き合うためのヒントもたっぷりご紹介します!