リーダーたちの情報収集術
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2ネット社会を勝ち抜く「ファクトスキル」の鍛え方
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3ハヤカワ五味 独自の新事業を生み出す情報収集の極意
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4佐藤真希子 起業家の原石を発掘する投資家の情報収集術
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5情報収集の達人が実践 自分に必要な情報を抽出するワザ
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6「情報を仕事に生かす」どうやる? 達人すごワザ整理術
講談社で、『ドラゴン桜』、『働きマン』、『宇宙兄弟』などのヒット作品を次々と手掛けた編集者の佐渡島庸平さん。その後独立し、2012年に漫画家や小説家を中心としたクリエイターのエージェント会社「コルク」を創業。さまざまな漫画や小説の企画編集に携わるだけでなく、オンラインコミュニティー「コルクラボ」など新たなウェブサービスの提供を行うなど、枠にとらわれることなく、これまでに無かったものを生み出してきた。
常に時代の最先端を行くクリエーティブな発想は、どこから生まれるのだろうか? 日々、どのような情報収集術に支えられているのだろうか?
佐渡島さんが編集部のオンラインインタビューに答えてくれたのは、なんと屋外!
それも炎天下に、銀座から渋谷まで徒歩で移動しながら。よっぽどお忙しいのかと思いきや、「毎日4~5時間は歩くことを習慣にしている」という佐渡島さん。歩きながらスマホのワイヤレスイヤホンでインタビューに応じたり、会議に参加したりすることはよくあることなのだという。
「歩くことは情報収集の1つになるんですよ。街を歩いていると『こんなところにギャラリーがあるな』『あの飲食店は閉店してしまったんだな』など、あちこちに思いもしなかったようなものとの出合い、発見があるんですよね」
人気編集者が、新聞やテレビを見ない理由
佐渡島さんに情報収集術について聞いてみると、驚きの答えが返ってきた。
「新聞も読まないし、テレビも見ない。以前は見ていたネットニュースも今は見なくなりました」
常に時代をリードするコンテンツを送り出してきた編集者が、テレビも新聞も見ないとはどういうことだろう。