コンビニ食ランキング&選び方
doors世代はたんぱく質が圧倒的に不足しており、その結果、筋肉不足になり、将来的な妊娠・出産にも影響が出てしまうという内容を前回記事(「朝食抜き、昼夜コンビニ」の私たちは何がヤバイのか?)で伝えた。そうならないために、コンビニではどんなことに気をつけて食事を選べばいいのだろうか。今回、コンビニ食に詳しい3名の有識者に「コンビニ飯」の選び方を徹底指南してもらった。
「コンビニ食=体に悪いという思い込みは捨てるべし」と力説するのは、女性専門パーソナルトレーナーの石本哲郎さん。石本さんの食事指導では、「コンビニ食か自炊」の2択を推奨しているという。
「コンビニのお総菜が添加物だらけというのは一昔前の話。今は企業努力でかなり減ってきています。コンビニのメニューは新鮮な食材を工場で一括調理し、すぐに店頭に並ぶので、スーパーで買ってから数日たった食材を自炊するよりも高い栄養価が残っていることが多い。会社帰りに寄ったスーパーで売れ残りの酸化した総菜を買ったり、ファミレスで外国産の冷凍野菜ばかりを使ったメニューを食べたりするよりも、コンビニ食のほうがよほど健康的と言えます」(石本さん)
管理栄養士でコンビニ外食研究家の浅野まみこさんも「コンビニのおにぎりや総菜は近くの工場で製造されたものが、1日に何回も店舗に入荷されるので商品の回転もいい。品数も豊富でいろいろな組み合わせで食べることができるので、栄養バランスを整えやすい」とコンビニ食のメリットを挙げる。
次ページから、具体的なコンビニ食選びのポイントをお伝えすると共に、専門家が選ぶイチオシの「コンビニ飯」をランキング形式でお伝えする。今回はコンビニ飯の定番「おにぎり」と、おにぎりに合わせたい「スープ・鍋類」をセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンのコンビニ3社で取り扱っている商品(2019年11月現在。店舗、地域によって販売していないものもある)から厳選。ベスト5を紹介する。
「栄養バランス」「ダイエット」「価格」「味・満足感」などの4項目に、doors世代の女子たちの声や編集部で実際に食べてみての感想も評価に加えた。ぜひコンビニでランチや夕食を買う際の参考にしてほしい。