2020年、転職市場はコロナで様変わり。だが、将来に向けて動き始めたdoors世代も。変化した市場で自分の価値を高めるには。最新市場動向から、具体的アクションが参考になる実例、人事の本音まで、総力取材。
もっと稼げる人材になる!「転職の極意」
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Hさん(32歳)は、これまでに3回転職を経験し、そのたびに業界や職種をうまくずらし、望むキャリアを実現してきた。今年の4月中旬から7月初旬にかけて行った3回目の転職活動でも、彼女はこれまでの経験を生かして将来性のあるベンチャー企業の内定を獲得し、年収アップを実現。希望のキャリアを手に入れている。

Hさんは4月中旬から3回目の転職活動をスタートさせ、7月初旬に内定を獲得。年収アップの転職に成功し、8月からAI技術を使った健康管理アプリ「カロミル」を開発するライフログテクノロジー(東京・中央)に勤務している
まず、現職に至るまでのHさんの転職歴は下記の通り。
Hさんの転職歴
【新卒時】大手入社
・年齢:22歳~29歳
・業界:医療業界
・職種:営業(MR=医療情報担当者)
・会社:大手製薬会社
【転職1回目】大手から海外へ転職
・年齢:29歳~31歳
・業界:人材業界
・職種:営業
・会社:人材紹介会社のシンガポール法人
【転職2回目】営業から広報に職種チェンジ
・年齢:31歳~32歳
・業界:人材業界(医療分野)
・職種:広報
・会社:医師の人材紹介会社
【転職3回目】年収アップでベンチャー企業へ
・年齢:32歳(現在)
・業界:IT業界(ヘルスケア分野)
・職種:広報&営業
・会社:ライフログテクノロジー
・年齢:22歳~29歳
・業界:医療業界
・職種:営業(MR=医療情報担当者)
・会社:大手製薬会社
【転職1回目】大手から海外へ転職
・年齢:29歳~31歳
・業界:人材業界
・職種:営業
・会社:人材紹介会社のシンガポール法人
【転職2回目】営業から広報に職種チェンジ
・年齢:31歳~32歳
・業界:人材業界(医療分野)
・職種:広報
・会社:医師の人材紹介会社
【転職3回目】年収アップでベンチャー企業へ
・年齢:32歳(現在)
・業界:IT業界(ヘルスケア分野)
・職種:広報&営業
・会社:ライフログテクノロジー
8月からベンチャー企業に勤務
新卒から29歳までは大手製薬会社に勤務し、約7年間営業(MR=医薬情報担当者)として活躍していたHさん。しかし、葛藤の末に転職を決意し、海外勤務を経験するために人材紹介会社のシンガポール法人に営業として入社。その後、帰国と同時に営業から広報への職種チェンジを果たし、医師の人材紹介会社で今年7月まで勤務。8月からは、AI技術を使った健康管理アプリ「カロミル」を開発するライフログテクノロジーで、同社の広報と営業を兼務している。
大手から海外へ。営業から広報へ。そして年収アップでベンチャー企業へ。「転職をすることで『手持ちのカード』を増やしたいと思った」と語る彼女に、転職成功の秘訣や、希望の年収で転職をする秘訣などを聞いた。