1カ月で仕事も人生もうまくいく 新片づけのルール
定額料金を支払うことで商品やサービスを一定期間利用できる「サブスク」。音楽、動画配信をはじめ、洋服、バッグ、花、インテリア、外食、住宅など衣食住に関わる多種多様な分野へサブスクサービスは広がっています。最近では、キャンプや女装のサブスクも登場! ものを増やさず、すっきりと暮らす選択肢の一つとして利用者が増える一方、「サービスがたくさんあり過ぎて選ぶのが難しい」「使いこなせず、結局損しそう」と敬遠している人もいます。日経doors世代の暮らしに身近なサブスクのコスパと最新事情を生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんに聞きました。
活用の仕方次第で節約や暮らしのスリム化に
自宅で過ごす時間が増え、意識が内側に向かったことで、自分にとって本当に必要なものと、なくてもいいものの見極めができたという人もいるでしょう。シンプルでミニマムな暮らしをかなえるために、上手に取り入れたいサービスが「サブスクリプション(サブスク)」です。
「サブスクは、リーマン・ショック以降の不景気を機に広がりました。また、環境意識から捨てることに罪悪感があったり、シンプルで合理的な世界的富豪のライフスタイルが注目を集めたりするなど、ものを持たない暮らしがトレンドに。人々の価値観が『所有』から『使用』へと移る中、キャッシュレス化や新型コロナウイルスの影響で生活様式が変わり、スマホで手軽に注文できるサブスクは一層身近なサービスになっています」と、城西国際大学大学院准教授で生活経済ジャーナリストの柏木理佳さん。柏木さん自身も複数回の引っ越しを機に、シンプルライフを実践しているそう。
「ファッション一つとっても、洋服やバッグのほか、時計、ストッキングなどサブスクの種類は多岐にわたります。また、コロナ禍以降、自宅で過ごす時間が増えたことにより、音楽・動画配信サービスはもちろん花や絵画、家具などの生活を豊かに彩るサブスクの需要が増えました。活用の仕方次第で節約や暮らしのスリム化につながり、コストを定額化することでマネープランが立てやすくなるのがメリット。初期投資が少ないので、お試し感覚で気軽に始められるのも魅力です」
一方、サービスを利用してみたものの「ほとんど使わなかった」「自分には合わない」とやめている人も少なくありません。
「使う目的や頻度によっては、高い費用対効果が感じられなかったり、ライフスタイルと合わなかったりする場合があります。気軽に始めてみたけれど、一定期間解約ができずに出費がかさんでしまったというケースも。あらかじめ利用頻度や利用想定期間を基に購入時とサービス利用時のコストを比較し、利用条件や解約タイミングなども考慮した上で、自分に合ったサービスを見つけてください。音楽、雑誌、動画配信など一つひとつは月額1000円以下のサービスでも数多く契約していると年間で数万円の出費となります。使っている頻度に見合う出費なのかは、定期的に見直しましょう」
次のページから、日経doors世代に身近なサービスと利用のコツ、注目の新サービスを紹介します。