ずっと活躍し続ける人が30でやめたこと&始めたこと
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テレビ朝日のエグゼクティブアナウンサーで、平日昼の情報番組「大下容子ワイド!スクランブル」のメインキャスターを務める大下容子さん。20代でスポーツリポーターとしての道を見いだした直後に「ワイド!スクランブル」の女性メインキャスターとなり、31歳からは香取慎吾さんがメイン司会の情報バラエティー番組「SmaSTATION!!」のサブ司会も務め、週6日生放送を担当していました。
多忙を極めた30代の頃には、「華のない私がただ座っているだけでいいのだろうか?」と悩んだこともあるといいますが、大下さんはどのようにして充実した今を手に入れたのでしょうか? 穏やかに、自分らしいキャリアを築いていくコツを聞きました。
ある日突然、ワイドショーの担当に
「私はスポーツでやっていきたいんです」
テレビ朝日のエグゼクティブアナウンサーである大下容子さんは、28歳のときにスポーツ番組から昼の情報番組「ワイド!スクランブル」への異動の内示を受け、当時の上司に思わずそう主張したといいます。
「今思うと、よくそんな大胆で生意気なことが言えたものだと思いますが、当時はスポーツのリポートの面白さを肌で感じ、スポーツ番組で頑張ろうと決意した直後だったので、ワイドショーへの異動を告げられたときは戸惑いを隠せませんでした」
しかし、この出来事が転機となり、大下さんは現在までの23年間、ワイドショーの司会進行を務めることとなりました。
自分自身のことを「華がない」と評する大下さんは、戸惑いからスタートしたキャリアをどのようにして受け止め、どのようにして自分自身への不満や不安と向き合ってきたのでしょうか?