仕事は続けていきたいけれど出産はどうすればいい? 20代で母になるとは? 30~40代の不妊治療とは? さまざまな事例や年代別にいつか産むためにすべきこと、不妊治療のリアルを紹介します。
わたしたちの「働く×産む」特集
わたしたちの「働く×産む」特集
34歳までプロテニスプレイヤーとして活躍した杉山愛さん。現役選手としてのキャリアと、一人の女性としてのライフをどう選択したのか。ありのままの思いを語ってもらった。
元プロテニスプレイヤーの杉山愛さん(45歳)は34歳で現役を引退し、36歳で結婚。当初から子どもを強く望んでいたが、不妊治療を経て、妊娠までに3年の歳月を要した。不妊治療中は「若いときから妊娠と向き合っていれば……」という葛藤があったものの、今は「精神的にも経済的にも安定した40歳の出産も悪くない」と思えるようになったという。
そう思えるようになるまで、どのような過程を歩んだのか。プロテニスプレイヤーとして世界を舞台に活躍した20代、30代を経て、40歳で第1子を出産するまでの日々を振り返ってもらった。