仕事は続けていきたいけれど出産はどうすればいい? 20代で母になるとは? 30~40代の不妊治療とは? さまざまな事例や年代別にいつか産むためにすべきこと、不妊治療のリアルを紹介します。
わたしたちの「働く×産む」特集
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オールラウンダーエージェントとして活躍するmorich代表の森本千賀子さんは、1993年にリクルート人材センター(現リクルートキャリア)に新卒入社し、リクルーティングアドバイザー(企業担当営業)として、入社1年目に営業成績1位、全社MVPを受賞したスーパー営業ウーマン。プライベートでは、同社在籍中の29歳のときに結婚し、33歳で長男、39歳で次男を出産している。
仕事もプライベートも順風満帆。はた目からはそんなふうに見える森本さんだが、実は長男を出産してから、39歳で次男を授かるまでには、約1年半の不妊治療や、2度の流産を経験し、不育症と診断されていた過去があった。
「出産が仕事の大きな転機となりました。出産を機に潔く方向転換をしたからこそ、さらなる飛躍ができたのだと思います」と語った森本さん。30代で出産することは、仕事にどのような影響を与えたのだろうか? 30代で出産し、仕事もプライベートも充実させる秘訣を聞いた。