仕事は続けていきたいけれど出産はどうすればいい? 20代で母になるとは? 30~40代の不妊治療とは? さまざまな事例や年代別にいつか産むためにすべきこと、不妊治療のリアルを紹介します。
わたしたちの「働く×産む」特集
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妊娠・出産は、女性一人では実現できないもの。男性パートナーにいくつかの項目を意識して生活してもらうことで、将来の妊活がスムーズに行く可能性がある。男性の不妊治療を専門とするクリニックの院長に詳しく教えてもらった。
厚生労働省が2021年1月に不妊治療への助成を増額するというニュースもあり、国を挙げて不妊治療に対する支援が前向きに検討され始めている。その一方、男女間で不妊治療に対する温度差があり、「男性側がなかなか協力的になってくれない」と悩む女性は多い。
「男性のほうが妊娠のタイムリミットに対する認識が甘く、どこか他人事にしてしまっている場合が多い」と話すのは、男性の不妊治療専門の医療法人社団 英メンズクリニック(神戸市中央区)院長の江夏徳寿さん。江夏さんは、年間約1000組のカップル の不妊治療に向き合っている。
「将来、子どもが欲しい」という思いは女性一人ではかなえられない。でも、男性パートナーにいくつかの項目を意識して生活してもらうことで、将来の妊活がスムーズに行く可能性がある。男性パートナーに知っておいてほしいポイントを江夏さんに教えてもらった。