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2019年12月に「女芸人No.1決定戦 THE W」で優勝してブレークしたお笑いトリオ「3時のヒロイン」。お笑いにとどまらずドラマ出演など幅広く活躍しているリーダー・福田麻貴さんに2020年を振り返ってもらいつつ、多忙な中で始めたこととやめたこと、今後の展望などを伺いました。

夢がかなった1年 だけど手応えが…
日経doors編集部(以下、――) 大忙しの1年だったと思いますが、振り返ると、2020年はどんな年でしたか?
福田麻貴さん(以下、敬称略) 30年間ずっと夢見てきたことが1年に凝縮されて、やりたいことが全部かなった感じです。
ダウンタウンさんや明石家さんまさんなど憧れの芸人さんたちとお会いできたし、音楽番組「ベストアーティスト2020」(日本テレビ)で日向坂46さんとコラボしたことも印象に残っています。CMや東京ガールズコレクション、雑誌にも出られたし。
そうそう、ドラマ「危険なビーナス」(TBS)に出演できたのもうれしかった! でも、楽しくノリノリな仕事内容だったのに「もう終わるんじゃないか」という不安や「自分に、こんな売れるほどの中身があるんかな」という自信のなさから、いまいち調子に乗れなかった気がします。
―― えっホントですか? テレビで見ない日はないほど引っ張りだこだったから、自信がないなんて意外です。
福田 うーん。テレビだけで言うと、あまり手応えがない1年だったんですよ。
跳ねなかったりMCさんにそれほどはまらなかったり、キャラが出せなかったり。でも、「もう最悪! 忘れたい!」みたいな日のほうが「面白かった」って言われたりするんです。自分の恥ずかしい部分を出したり、うまくいかなくて感情的になったりしているときのほうが面白いのかもしれない。馬車馬のように忙しいときのほうが、いいものができるという話もよく聞きますし。私自身も、ネタ一つとっても、かけた時間と結果が必ずしも比例しないんやなと思うときがあります。
―― 一気に注目を浴びたから、苦労された部分もあるのでしょうか。
福田 この1年はお笑い以外の活動もしていたから、脳みそのシフトチェンジが追いつかなかった面があるんです。