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パワフルかつキレのある芸風で、人々を楽しませてくれるキンタロー。さん。「明るく見られがちだけど、実はかなりの心配性」というキンタロー。さんにとって、2020年は出産・育児・コロナ禍と激動の1年だった。改めて2020年を振り返るとともに、2021年への抱負を聞いた。

出産、育児、コロナ…追い詰められた2020年
日経doors編集部(以下、――) キンタロー。さんにとって、2020年はどんな1年でしたか。
キンタロー。さん(以下、敬称略) 昨年1月に出産し、夫婦二人だったところに赤ちゃんが増えて、環境が激変しました。ただでさえ変わったところにコロナ禍になり、世の中や生活様式も様変わりしました。ダブルでガラッと変わってしまったので、それについていくのがやっとでした。
―― ご出産直後となると、外出するのも心配ですよね。
キンタロー。 私は明るく見られがちですが、もともとかなりの心配性なんです。そこに「コロナウイルス」という未知のウイルスが登場したので、すごくおびえてしまって。感染したら死ぬかもしれない、という死の恐怖を感じました。でも、それよりも「子どもがコロナに感染したら?」と思うと、さらに恐ろしくなってしまい、子どもに手づくりのフェイスシールドをつけてしまったほどでした。
メディアもコロナ関連のニュースばかり、育児のことをいろいろと考えなきゃいけないのに、コロナでいっぱいいっぱい。心配しすぎ、悩みすぎて気持ちが疲れてしまって……。でも、あるとき「心配してもしょうがない。自分の精神が崩壊するから、もう気にしない!」と吹っ切れたんです。それまでは1日の感染者数が発表されるたびに心臓がドキッとするぐらい影響を受けていたのですが、そこからはなるべくニュースを見ないようにして、子育てに専念しました。
―― すごい、180度の方向転換ですね。そこまで、吹っ切れた理由は?