こんにちは。ファイナンシャルプランナーの前野彩です。
さて、平成6年は26.2歳。平成26年は29.4歳。この数字は何でしょう?
これは、女性の平均初婚年齢です。この20年で女性の結婚が少しずつ遅くなり、女性は約30歳、男性は約31歳が平均結婚年齢になります。
一時期、女性の結婚をネタに「勝ち組・負け組」という言葉もありましたが、結婚は花嫁レースではありませから、勝ち負けもありません。ただし、いざ結婚! となったときに、理想の結婚式や生活を送るための準備ができていなければ、ちょっと心残りができるかもしれません。結婚願望があるのなら、「もしも数年後に結婚するとしたら」という気持ちで、マネープランを立ててみてはいかがでしょう。婚活から新生活までいくらのお金がかかるのか、そして、オトクに使える商品や制度について3回シリーズでご紹介いたします。
(1)婚活 ⇒ 婚約
(2)結婚式&披露宴
(3)新婚旅行 ⇒ 新生活
婚活っていくらかかるの?
友達から恋に発展! ということなら、出逢いにお金はかかりませんが、積極的に出逢いを探すとなると、少なからずのお金がかかります。
合コンでは男女割り勘、または、女性が少なめのお支払いとはいうものの、1回あたり3000円~5000円ほどの出費はかかりそうです。
合コンが好きじゃない、あるいは、その機会を作るのが難しいという人は、趣味サークルや習い事、資格スクールなどで共通の話題を持つ人との出会いを作る方法もありますが、やはり数千円~1万円ほどはかかるでしょう。
結婚相談所を利用する場合は、相談所によって費用やルールが異なります。入会前には必ず「婚活を休みたくなった場合はどうなるのか」の確認をしておきましょう。最初はやる気に燃えていても、途中で出会い疲れしてしまう人も少なくないのです。

また、最近は自治体がサポートする婚活も増えています。お住まいの自治体のホームページなどを確認していただくのが一番正確な情報ですが、こちらのサイトに地域別のサポートがアップされていましたので、ご参考ください。
⇒「自治体の婚活・結婚支援サービス47都道府県まとめ」
・財形貯蓄・定期積立を活用して、計画的に結婚資金を貯め始める
・合コンや懇親会では、食べログやぐるナビなどのサイトを活用して割引を利用する
・フリーペーパーに掲載している体験レッスンなどに参加する
・スキルアップを兼ねて、雇用保険の教育訓練給付金制度を使って勉強仲間をつくる
・会社の福利厚生で、結婚相談所の提携割引を利用する
・クレジットカードや百貨店友の会の提携施設の割引を利用する