大量に届くのに必要ないCCメール、時間を費やすべきか否か
関係者全員に送られるCCメールは、意外と厄介なもの。つい目を通してしまう人も多いでしょうが、私は基本的に読んでいません。
読むべきか読まざるべきかを宛名で判断する
私の場合、CCメールを読むかどうかの判断基準にしているのは宛名。名指しで「鈴木様」とあればもちろん読むのですが、「関係者各位」「皆様」なら目を通すことはほぼありません。なぜなら、CCメールは証拠として残すためのものが多いから。当事者以外にも送られるので、いちいち読むのは時間のムダになってしまうんです。
相手の業種や社風も考慮して、CCメールを判別しよう
逆に考えると、自分からCCメールを送る場合は、ちゃんと読んでほしい相手の宛名を入れることが大切。ただし、受け取る側によっては、たとえ自分の名前が入っていてもCCメールは「ついで扱い」されているようで、失礼に感じる人もいるようです。また、IT系のようにCCメールが当たり前の企業もあるので、相手の業種や社風などを考慮することも必要。その上で、受信メールの読む/読まないを判断したり、送信メールの送り方を決めたりするといいでしょう。

◆「5通まで」ルールで受信トレイをTo Doに活用しよう
◆フォルダの定期的なチェックを忘れずに
◆CCメールを読むべき基準は宛名にあり
ひよ子 「仕分け用のフォルダが細か過ぎって、完全に私のことですね……」
やる子 「私は受信トレイの中にため込み過ぎ……。そっか、メルマガは自動仕分けすればいいんですね。CCメールも後で読もうと思って、そのまま置きっ放しにしていましたよ」
すずまり姉さん 「そうそう、厄介なのよね、CCメール。C.C.ガールズじゃないんだから、何でもかんでも送りつけないでよって感じ」
やる子 「おおっ、C.C.ガールズ、懐かしい! 当時はよく見てました。カッコよかったですよね」
すずまり姉さん 「そうそう、ハイレグ姿がカッコいいのよね……って、ひよ子ちゃん、知ってるのかしら。またジェネレーションギャップとか言われそう」
やる子 「姉さん、ひよ子ちゃんならもう、ソッコーで仕事に戻っていますよ」
すずまり姉さん 「出たわね、マイペースの天然娘。……さ、あ~たもハイレグとかセクシーとか言ってないで、とっとと仕事してとっとと帰りなさいな」
やる子 「それ言ったの、すずまり姉さんじゃないですか!」
そんな会話を交わしつつ、メンバーで誰が推しだったか、初代と2代目はどう違うかなど、C.C.ガールズの話題を膨らませ続けるすずまり姉さんとやる子。そんな二人を尻目に、ひよ子はひたすら仕事にまい進するのでした。今日の日経YARUKIオフィスも、平和で何より。
文/石川由紀子 キャラクターイラスト/小迎裕美子 写真/PIXTA