やりたいこと(WHAT)とやり方(HOW)を常に考える
毛見さんの考え方のベースになっているのは、「WHAT×HOW」の方程式。
WHAT(何をするのか)は、一人ひとりが持って生まれた使命のようなもので、HOW(どのようにするのか)は、それをどう実現するか。毛見さんは、この2つをうまく充実させていけば、キャリアには無限の可能性があると考えました。
例えば、
■ベネッセ時代
「意思ある女性に関わりたい(WHAT)」
×
「将来会社をつくるためにまず営業力をつける(HOW)」
→ 営業の仕事はWHATに直接結び付きはしなかったが、売れるものを作るノウハウや、誰とでも接する自信、環境に言い訳せずやり遂げる根性がついた。
■コンサルティング会社時代
「女性の自己実現を応援する事業を考える(WHAT)」
×
「創業ノウハウと勝ちパターンを知りたい(HOW)」
→ クライアントの業種がWHATと合わず、HOWに関してもあまり学ぶことができなかったが、最短時間で最大の成果を出す戦略的思考、24時間妥協なく働く経験によるプロフェッショナリズム、マーケティングやセールスコンサルティングのメソッドなどを身に付けることができた。
「意思ある女性に関わりたい(WHAT)」
×
「将来会社をつくるためにまず営業力をつける(HOW)」
→ 営業の仕事はWHATに直接結び付きはしなかったが、売れるものを作るノウハウや、誰とでも接する自信、環境に言い訳せずやり遂げる根性がついた。
■コンサルティング会社時代
「女性の自己実現を応援する事業を考える(WHAT)」
×
「創業ノウハウと勝ちパターンを知りたい(HOW)」
→ クライアントの業種がWHATと合わず、HOWに関してもあまり学ぶことができなかったが、最短時間で最大の成果を出す戦略的思考、24時間妥協なく働く経験によるプロフェッショナリズム、マーケティングやセールスコンサルティングのメソッドなどを身に付けることができた。
こうして、WHATとHOWを自分に問い、考え続けてきた毛見さん。HOWは一つひとつの場で多く得られましたが、WHATは起業後も見出せませんでした。しかし、2011年の東日本大震災をきっかけに、そのWHATにたどり着きます。