「婚活中なのに、まわりにいいオトコがいない」「合コンを重ねても、なかなかいいご縁につながらない」……よき出会いのチャンスを遠ざけているのは、もしかしたらあなたの内なる「汚ブス」が原因かも!? オネエ系汚ブス研究家・KENJIさんによる川柳連載「汚ブス研究家KENJIの美タミン川柳」。“汚ブス”とは「お(汚)=思いやりのない人」「ぶ=ブスっとした表情の人」「す=隙だらけの人」。働く女性に潜む「隠れ汚ブス」をあぶり出し、より魅力を開花するべくKENJIさんが愛の美(ビ)ンタを打ちます。

女子会を 重ね離れる 恋の道
ごきげんよう。汚ブス研究家・KENJIよ。
「クリスマスにひとりぼっちだなんて絶対にイヤ! 今年こそ素敵なカレと出会って、“シングルマス”になんかならないわ!」と意気込んでいる女子たちの姿が目に浮かぶわ。どうしたらすぐに彼氏ができるのか、悩んでも答えは出ず…。結局女子会へ足を運ぶなんてことは想定内よ。いざ参加してみると…
彼氏や旦那に求める条件が多過ぎる
「やっぱり、年収は最低でも1000万円以上欲しいよね~〜」「車は左ハンドルで革張りシート」「いつもフローラルな香りを放つ人」「アタシは料理が苦手だから料理が上手な人がいいわ」「お姫様扱いってゆーか、常にエスコートしてくれる人かな~」「身長180センチは欲しいね」「歯並びが整っている人ってポイント高いよね~」
「わかる~(一同共感)」って、絶対にわかってないでしょ! 適当な相槌なんか打っちゃって。まぁ~言うのはタダだし、好きにすればいいけど…。でも、それって…
「自分や相手のハードルを勝手に上げてんじゃないわよ!」
条件を聞いただけでもKENJI胸焼けしちゃうわ。そんなすべて揃っている、新築家具付きマンションのような殿方なんているわけないじゃない。
えっ!? アタシが知らないだけ? アナタ方は、もしかしたら自ら本当の幸せに気づきにくくなっているかもしれないわね。
女子会トークで“汚ブス”の導火線に火がついたみたいに、自分の理想ではなく友人たちが語る条件をクリアしていない殿方と交際したら、「周りから失笑されるかもしれない!」なんて勘違いしちゃっているじゃない。友達のための相手探しになんて、絶対にダメよ。