ボージョレ・ヌーボーの解禁日までもうすぐ! 解禁日は毎年11月の第3木曜日と決まっており、2015年は11月19日。普段はあまりワインを飲まないという人も、この時期ばかりはワインに注目してしまうのでは? 今年はユニークなコラボ商品も目立ち、飲みきりサイズのボトルやロゼなど、女子向けのラインナップも充実。パーティー気分を盛り上げる注目の5本をご紹介!(価格は特記がない限り税抜。表記は商品名を除き、「ボージョレ・ヌーボー」で統一)
TV番組や人気のパリブランドとのコラボワイン
まずは、人気番組とのコラボワイン。セブン&アイグループでは、テレビ番組『SMAP×SMAP』の人気コーナー「ビストロ SMAP」とのコラボ企画商品として、SMAPの稲垣吾郎さんとソムリエの田崎真也さんがコラボレーションした「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー」を発売する。

同ワインはボージョレ地区の中でも、優良なワインを産出する39のヴィラージュ地区からさらに選び抜かれた10地区“クリュ・ボージョレ”の畑で収穫されたブドウを100%使用。ボージョレ・ヌーボーのコンクール「10回トロフィー・リヨン・ボージョレ・ヌーヴォー」で大金賞を受賞した経歴のある名門ワイナリー、アルベール・ビショー社のアラン・セルヴォー氏が手掛けている。具体的に稲垣さんと田崎さんの2人がどのように関わったかについては、解禁週の番組内で発表があるそうなのでお楽しみに!
「稲垣さんとのコラボということで、普段ワインを飲まない方からの関心も高く、ご予約をいただいています」とセブン&アイホールディングス 広報センターの山根長康さん。味も大いに期待できそうだ。
続いては、キュートなラベルに心が躍る1本。ローソンでは、女性に人気のパリのキッチン雑貨ブランド「ラ・ココット」がパッケージをデザインした「ボジョレー・ヌーヴォー2015 デザイナーズラベル」を発売する。

デザイナーズヌーボーとしては3回目。ラ・ココットブランドとしては2回目になるが、昨年とはまたデザインがガラリと変わっていて楽しい。ワインの味わいについては、「紫がかったきれいなルビー色、赤い果実を思わせる豊かな香りと果実味、フレッシュでフルーティーな味わいです」とローソン商品本部ドライ商品部の添田英輝さんは話す。コンビニで手に入る気軽なパリ気分、ぜひ味わってみて!
続いては、京都の伝統芸術とコラボした「千年ヌーヴォー」。JALグループの商社であるJALUXでは、2013年より実施している「JALUX ART+WINE PROGRAM」の一環として、京都妙心寺退蔵院の襖絵を描く絵師である村林由貴さんにラベルの制作を依頼。千年の都と言われる京都の歴史に新たなページを加える芸術とワインの新酒がコラボレーションした日本ならではのラベルが誕生した。

「JALUX ART+WINE PROGRAM」とは、ワインを通じて若手アーティストの活躍の場を広げ、人が創り出す芸術「ART」と自然が造り出す芸術とも言われる「WINE」を融合させ、これまでにない価値や愉しみを見出す活動のこと。「毎回趣向を変えており、様々なところで好評をいただいています」と話すのはワイン・フーズ部の高橋朋子さん。中身のワインは、1882年創業の名門ワイナリー「ピエール・フェロー」社によるものだそうで、「この地方はワイン造りで素晴らしいレベルと安定感があり、その品質の高さから毎年リピート購入されるファンが多いです」と教えてくれた。
女子に嬉しい! 飲み切りサイズとボージョレのロゼ!
サークルKサンクスからは250mlの飲み切りサイズが登場。また、女性に人気のロゼもあり、初めてボージョレを楽しむ人や1人でも楽しめるラインナップをそろえている。ちなみにボージョレ・ヌーボーの定義は、フランスのボージョレ地区でガメイというブドウ品種のみを使って造られた品種のこと。ボージョレというと、赤ワインのイメージが強いが、実はロゼもあるのだ。

飲みきりサイズ(250ml)の発売は今年が初。「ワインビギナーの方や、少しだけ飲みたいという需要に応えたいと考え、今年は250mlの展開を初めて実施しました」とサークルKサンクス商品本部グロサリー部の酒担当バイヤー加藤涼太さん。
ロゼに関しては、「特に女性のお客様に好まれています」とのこと。軽快な口あたりと爽やかな余韻を感じられる辛口のロゼワインは、華やかなパーティーにもぴったり!
1年に1度のワインのお祭り。ぜひ、自分好みの1本を見つけて、楽しく解禁を祝ってみては?
取材・文=GreenCreate