お金を取り巻く環境が大きく変化するなか、着実に1000万円以上貯めてきた女性たちを取材! 見えてきたのは、「貯める」「使う」「ふやす」の3つを軸にした「お金付き合いのルール」でした。読者コメントを基に、今もこれからももっと幸せになる、付き合い方の秘訣を教えます。
どの時代にも通用するお金の“黄金ルール”はこれ!
物価が上がったり、消費税アップの議論が展開されたり。そんな今、お金との付き合い方を見直す必要があるって本当?
「お金との付き合い方にも“トレンド”があります」。そう話すのは、FPの畠中雅子さん。
「少し前まで、世の中は節約ムードでした。今はNISA(少額投資非課税制度)の影響もあって一転、ふやす機運が高まっています。でも、安易にトレンドに流されるのは要注意。今こそどんな時代にも通用する、一生もののお金との付き合い方を身に付けることが大切です」
そんななか、ブームに惑わされることなく、いつでも着実にお金を貯められる人もいる。彼女たちは一体、何が違うの?
そこで今回は、1000万円貯めた人たちの「お金付き合い」を徹底取材。その過程で見えてきたのが下の3つの特徴だ。
一つ目が、お金に対する不安がなくなる「貯め方」をしていること。「この先いくらあれば安心かを自分なりに考え、積み立て貯蓄で自動的に貯まる仕組みを整えることが大切」とFPの八ツ井慶子さんは指摘する。
一方で、「月々の支出を把握していないと、貯まる仕組みはつくれません」(八ツ井さん)。そこで大切になるのが「使い方」。
「自分がどうありたいかが分かる人ほど、欲しいものや必要なものが明確。結果的に不要なものも見極められ、ムダ使いをせずに済みます」(畠中さん)
一方、読者の注目度が高まっているのが、お金を「ふやす」こと。1000万円以上貯めた読者のなかでも、投資をしているという声は目立つ。失敗しないふやし方を身に付けるには、分散投資をする、予算を決めてトライするといったルールも大切だ。
今回の特集では、「貯め方」「使い方」「ふやし方」を軸に、最新情報を交えながらお金付き合いの“黄金ルール”を紹介。早速チェックして、一生お金と上手に付き合える人になろう!
