下がって固まったお尻を引き上げる
お尻つかみ移し
「実はガチガチに固まっている人が多いのがお尻」(中島さん)。まずは痛いくらいしっかりほぐして。写真は服の上からだが、素肌に触れて行うとより効果的だ。
1.“つかみテク”で固くなったお尻をほぐす
お尻と太ももの境目に手を当て、親指とそれ以外の4本の指で縦方向にしっかりつかんで、親指で強く押しつぶす。左右10回ずつ行う。
2.“移動テク”でお尻の脂肪を引き上げる
(1) 右脚を軽く後ろに引き、親指とそれ以外の4本の指でお尻の下部をしっかりつかむ。ここからお尻の上部に向かって、皮下脂肪を移動させていく。
(2) まず、親指を固定しておき、それ以外の4本の指でつかんだ皮下脂肪を押し上げる。腰に向けて、皮下脂肪を移動させていく。
(3) 親指以外の4本の指を固定しておき、親指を伸ばしてさらに上の皮下脂肪に掛け、つかんでいる皮下脂肪と合わせる。
(4) 再び親指を固定し、それ以外の4本の指で皮下脂肪を押し上げる。
(5) これを繰り返し、お尻の下部から腰までを4カ所ぐらいに分けて、“しゃくとり虫”のように皮下脂肪を移動させる。一連の動きを、左右5回ずつ行う。
アドバイス!
お風呂で行うときはタオルを使おう
「皮下脂肪つかみ移し」はお風呂で行ってもOK。ただ、素手だと指が滑って部位をしっかりつかみにくい。薄手のタオルなどを当てた上からマッサージするといい。
この人に聞きました

中島絹代さん
ボディスタイルコンサルタント
「デ・ボルタ」オーナー
女性下着会社の販売員を務めた後、女性のボディラインや皮下脂肪の研究を重ね、独自の施術方法を確立。3000人以上のボディメイクを担当。近著は『皮下脂肪コントロール』(ワニブックス)。
ボディスタイルコンサルタント
「デ・ボルタ」オーナー
女性下着会社の販売員を務めた後、女性のボディラインや皮下脂肪の研究を重ね、独自の施術方法を確立。3000人以上のボディメイクを担当。近著は『皮下脂肪コントロール』(ワニブックス)。
取材・文/平野亜矢(編集部)、写真/佐々木 俊、モデル/皆川沙織(プロセス/デ・ボルタ)
日経ヘルス2015年9月号掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります
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