自分の「思い込み」が発信によって解けていく
例えば、誰にでもある「思い込み」は次のようにしてキャラクターに投影されていました。
●平匡さんには「両親は僕がいたせいで離婚できなかった」という思い込み
●新垣結衣さん演じるみくりには「誰からも必要とされていなかった」という思い込み
●石田ゆり子さん演じる百合ちゃんには「イケメンは性格が悪い」という思い込み
●大谷亮平さん演じる風見さんには「女性は自分の顔しか見てくれていない」という思い込み
●新垣結衣さん演じるみくりには「誰からも必要とされていなかった」という思い込み
●石田ゆり子さん演じる百合ちゃんには「イケメンは性格が悪い」という思い込み
●大谷亮平さん演じる風見さんには「女性は自分の顔しか見てくれていない」という思い込み
それぞれの過去の辛い経験からくる思い込みが、ホンネを徐々に語りあうことで考えすぎだと気付いた登場人物の姿や、逆に辛い経験を逆手にとって前に突き進んでいく姿を通じて私たちはカタルシス(精神が浄化していくような感覚)を感じたわけです。例えばみくりが、「小賢しい」と言われて振られた記憶をずっとひきずっていたのに、ある時から逆に小賢しさを極めよう!とむしろ長所に変えて突き進むエピソードは痛快でした。
また、平匡さんの次のような言葉に励まされた人も多かったのではないでしょうか。
「必要なのは、システムの再構築ではない。本当の気持ちを伝え合うことなんだ」
「失いたくないのなら、どんなにかっこわるくても、ぶざまでも、逃げてはダメだ」
「壁の外にこんな世界があったとは」