あなたにとっての「みくり」を自分で見つける方法
ドラマでは平匡さんの思い込みを解かしてくれる存在である「みくり」がいましたが、現実世界でそのような相手を待っていてはらちがあきません。出会いを待つのではなく、自分が率先して、自分の「みくり役」を買って出る必要があります。
そんなとき、思い込みを解かす方法を今回は3つ紹介します。
1.自分の心のクセを知る
2.自分はいつもこうだ、の「いつも」を具体的に思い出す
3.自分の思考過程を丁寧に説明するクセをつける
2.自分はいつもこうだ、の「いつも」を具体的に思い出す
3.自分の思考過程を丁寧に説明するクセをつける
順番に説明します。
1.自分の心のクセを知る
過去記事「こう思われたらどうしよう」の裏にあるあなたの本音でも紹介しましたが、周囲に「こう思われたくない」という強い思いが行動を妨げているとき、過去にあなたが誰かに対して抱いたネガティブな思いが投影されていることが多いのです。ネガティブな思いを抱くのが悪いわけではありませんが、ネガティブな思いが熟成されると、知らず知らずに平匡さんのように行動にブレーキがかかるようになるので気をつけましょう。
2.自分はいつもこうだ、の「いつも」を具体的に思い出す
思いを発信するのに苦手意識がある方は、過去の失敗を「私はいつもこうなんだ」といつのまにか記憶を曲げてしまっていることが多いのです。でも、立ち止まってみてください。本当に「いつもこう」なのでしょうか? いつも、ということは10回中10回、同じ経験をしているということ。本当に10回とも同じように失敗していますか? そんなはずはないでしょう。小学生の頃きっとあなたも親にねだったことがある「みんな持ってるからおもちゃを買って」の「みんな」と同じくらい、あなたの「いつも」はあてにならないものですよ。