こんにちは。今回は、読者エディターの方に参加していただき、ハイライトとシェーディングの使い方のコツをご紹介します。今回のハイライトとシェーディングのポイントは、お疲れ顔をイキイキと見せることと、気になるフェイスラインをスッキリと見せること。ハイライトとシェーディングづかいをマスターして、忙しい12月を乗り切りましょう。
参加してくれた読者エディターは

IT系企業で営業の仕事をしている本田さん(仮名)。ハッキリとした顔立ちなので、がんばってメイクをすると、派手になりすぎてしまうことが悩み。最近、目尻のシワが気になるようになってきたそう。イキイキとした好感度の高いメイクが知りたい!
ハイライト&シェーディングのポイント
○パール入りの下地で立体感のベースを仕込むこと
○ファンデは顔の中心のみに塗り、ナチュラル感を残すこと
○ハイライトは小ぶりブラシで狙ったところだけに入れること
○シェーディングは大ぶりブラシで境目を目立たせないこと
仕事が立て込む12月は、肌の調子がイマイチでハリツヤがなかったり、クマが目立ったりしがち。さらにお酒を飲む機会も増えるので、顔がむくんでしまうこともありますよね。
そんなとき強い味方になってくれるのがハイライトとシェーディングです。ハイライトは肌にツヤを与え、立体感を与えてくれ、シェーディングはエラやむくんだフェイスラインをスッキリと見せてくれます。ハイライトとシェーディングを上手に使うコツは、それぞれ使うブラシを変えること。ハイライトが広くなりすぎるとツヤというよりテカリのように見えてしまいますし、メリハリもつきません。一方、シェーディングがふんわりぼかせていないと境目がハッキリと見えてしまい、いかにもシェーディングしました!という仕上がりになってしまいます。ハイライトは小ぶりブラシで狙った範囲に、シェーディングは大ぶりブラシでぼかしながら。このポイントを押さえて、イキイキとしたメリハリ顔に変身しましょう。
ハイライトとシェーディングで変身!

肌にツヤとハリが出て、フェイスラインはスッキリとシャープに見える。
ハイライト&シェーディング以外のベースメイクのポイントは…
パール入りの下地を使い、立体感とツヤを仕込むこと。また、ファンデーションは顔全体に塗らず、頬の逆三角ゾーン、額(両眉山の内側)、あご、鼻筋、鼻の周りの顔の中心部分のみに塗ること。全顔にファンデを塗ると肌が厚ぼったくなるので、ナチュラル感を残すために中心部分のみ塗る。フェイスラインにファンデを塗らないことで、自然にメリハリもつく。ワントーン明るいファンデを使うと、より立体的に仕上がる。ハイライトを入れるのは…
Tゾーン、頬の高い部分(目の下のクマができる場所にも)、あご先にハイライトを。小ぶりブラシでハイライトが広がりすぎないように入れること。
シェーディングを入れるのは…
こめかみと頬の下からあごにかけてシェーディングを入れる。大ぶりブラシをスッと上から下に抜くようにして、クッキリしすぎないようにぼかし入れる。

眉頭の下、鼻筋の脇にもシェーディングを入れると、鼻筋が細くスッと通って見える。このときは、小ぶりブラシでピンポイントに入れること。
使ったハイライト&シェーディングはこれ!
http://www.elegance-cosmetics.com/
文/石河美穂子 撮影/鈴木希代江