「下半顔を引き締めるだけで小顔になるのはもちろん、見た目年齢も若くなります!」とヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロさん。自ら効果を実証した、たった3分の小顔メソッド「下半顔マッサージ」を教わりました!
下半顔に3つのアプローチで小顔に
● 筋肉&リンパ
● あごの骨
● 皮膚
「年齢とともに、顔の輪郭は末広がりの台形になっていく」と話すのは、多くの女性のアンチエイジング治療に携わる、みやた形成外科・皮ふクリニックの宮田成章院長。
「骨が老化によって萎縮し、支えきれなくなった皮膚が、脂肪とともに下垂するのが一因。さらにほおの筋肉が弾力を失い、縮んで落ちてくると、口元やあごまわりがたるみ、輪郭が四角くなってくる」(宮田院長)。
そこで「下半顔マッサージ」を。ヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロさんが、自身の経験から「顔の下半分を重点的に引き締めて逆三角形に近づけると小顔になる」ことを発見、考案した。
「ほおほぐし」 ほおの凝りをほぐし、ほうれい線を消す
10回
1. 三角ゾーンつまみ
親指と人さし指の腹でほおの肉を少しずつつまんでほぐす。三角ゾーン(下の写真参照)をまんべんなく行おう。ほぐれるとより小さくつまめるようになる。
5回
2. 鼻の横ほぐし
人さし指の第2関節を小鼻の横のくぼみに当て、根元の凝りをほぐすようにグリグリと小刻みに動かす。ほおの骨の下のラインに沿って外側にほぐしていく。
10回
3. かみ合わせの部分をプッシュ
ほお骨の下のかみ合わせ部分に人さし指の第2関節を当て、グリグリ回してほぐす。この部分の凝りをほぐすことで、耳まわりのリンパの流れも促進。

みやた形成外科・皮ふクリニック(東京都港区)
2004年に同クリニックを開設。正確な医学知識に基づく説明のうえ、リスクや実際の効果を明らかにして治療を行う。最新の医療機器を多数そろえ、治療法の確立なども手がける。
取材・文/やまきひろみ、写真/鈴木 宏、モデル/殿柿佳奈、スタイリング/中野あずさ(biswa.)、ヘア&メイク/薄葉英理(ロッセット)
修正履歴:記事冒頭を一部修正しました。(2019年5月20日)
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