“5年前の顔”にならないための手放しどきはコレ!
見極め1・お土産でもらった口紅など使わないと思ったら新品でも手放す
見極め2・アイテムごとに使用期限は違うので開封時などに手放しどきを確認
見極め3・手放しどきを迎えたコスメがないか1カ月に1回はチェックする
「コスメは開封したら劣化が始まります」(新見さん)。敏感な目元や口元などに使うモノは、開封後3カ月を目安に使い切ろう。クリーム状のモノは油分が入っており劣化が早い。色モノにも流行があるので、古いものは処分を。
【マスカラ】見極め ⇒ カスカスになっていない?
手放しどきは…
・開封して3カ月たったら
・マスカラ液がカスカスになったら
まつげや眉に使うマスカラは、「ブラシに付くマスカラ液がカスカスになるときれいに塗れず、艶のない乾いた印象の顔になってしまいます」(新見さん)。使い切っていなくても処分して。
【アイライナー】見極め ⇒ 細いラインがすっと引ける?
手放しどきは…
・筆先が乱れてきたら
・細くて濃いラインが引けなくなったら
リキッドのアイライナーは筆先の乱れが見極めポイント。3カ月を目安に手放そう。「ペンシルタイプのアイライナーは劣化しにくい。シャープナーで先をとがらせて、1年を目安に使い切って」。
【アイシャドウ、チーク】見極め ⇒ 色が流行遅れになっていない?
手放しどきは…
・落として中身が崩れたら
・3年以上たったら(流行色が変わる)
「性質が変わりにくいので、1年以上前のものでも大丈夫。ただし、3年以上前の色だと“古い顔”になるので避けて。アイシャドウは一番濃い色が残るので、眉用のブラシで眉に使うといいですよ」。

ヘア&メイクアップアーティスト
多くの女優やモデルなどのヘアメイクを担当するほか、化粧品のコンサルティングなど多方面で活躍中。『魔法の表情筋エステ&若見せメイク』(成美堂出版)など著書多数。
取材・文/武田京子
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