「日本は“ヤミ民泊”が少なくない」
住宅地のマンションやリゾート地の別荘など、一般の家に比較的割安で泊まれるとして人気が高まっている民泊。米国発の仲介サービス「Airbnb」などで利用した人もいるだろう。国内ひとり女子旅で使うのはアリ?
「1棟を数人で借りて、女子会を楽しむような使い方はおすすめですが、ひとりで借りるとリスクもある、と理解してください」(旅行ジャーナリストの村田和子さん)。
そもそも民泊の定義は曖昧で、日本で急増した民泊には、法律的にグレーの“ヤミ民泊”が少なくない、と村田さん。「都市部にある“特区民泊”や、農業体験が目的の“農家民泊”など、選んで利用して。なお、6月15日の新法施行で、ヤミ民泊は淘汰されると期待されています」。
こんな使い方ならアリ
○ 大阪など都市部の特区民泊にホテルより安く泊まる
○ 農家の家族が暮らす家などに、農業体験を目的に泊まる
○ 口コミやオーナーの評価をよく確認し、鍵の受け渡し法などを調べてから利用
ここには注意が必要
× 一般住宅なので看板などが出ておらず、着くまでに迷いやすいことも
× トラブルがあった場合に、クレームの仕組みが整っていない場合も
× ホストのいない民泊では、合い鍵が作られるリスクもあるので内鍵なども併用を
村田さんおすすめの民泊サイト
STAY JAPAN百戦錬磨が運営する日本初の公認民泊サイト。都市部からリゾート地まで幅広く掲載。
https://stayjapan.com
里の物語
都市農山漁村交流活性化機構が運営する、農山漁村の施設や体験を紹介する総合サイト。
https://satomono.jp/
この人に聞きました

村田和子さん
旅行ジャーナリスト
「All About」ほかで、働く女性、母、主婦の視点から旅の魅力を紹介。子供と一緒に旅をする「旅育」を、自らの体験から推進している。
旅行ジャーナリスト
「All About」ほかで、働く女性、母、主婦の視点から旅の魅力を紹介。子供と一緒に旅をする「旅育」を、自らの体験から推進している。
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