「お金の使い方が上手で、かつ貯め上手」な人は、暮らしの満足度が高いことがWOMAN読者のアンケート調査で判明。好きなことやモノにお金を使いながら、しっかりと貯めている“幸せ貯め~ジョ(女)”たちのマネー習慣を徹底解説!
【幸せ貯め~ジョのルール1】節約習慣は1つだけ
無理なく支出を抑えるためには?「我慢の回数を減らすことで“幸福度を下げない節約”が可能に。買い物のたびに我慢していると“心の負債”が増え、結果的に、衝動買いなどに走りがちに。『コンビニに寄らない』など、節約習慣は1つに絞るといい」(風呂内亜矢さん)。
【幸せ貯め~ジョのルール2】家計管理は基本“ズボラ”
WOMAN読者のアンケート調査で、幸せ貯め~ジョの4人に3人以上が“ざっくり家計管理派”と回答。「家計管理のゴールは“毎月黒字かどうか”が分かること。家計簿が負担なら、無理してつけなくてOK。ただし、時には何に使ったかの振り返りも大切。レシートを見るだけでも違います」(風呂内さん)。
【幸せ貯め~ジョのルール3】「こだわり支出」を持っている
「お金の使い道に優先順位が付いている人は、日々の幸福度も高い」(八ツ井慶子さん)。「他人が食費を月1万円に設定しているからといって、1万円に設定する必要はナシ。お金を惜しまず使いたいモノが明確にある人は、良い買い物をしているという満足感が常にあります」(風呂内さん)。
※「幸せ貯め~ジョ」とは、日経WOMAN読者アンケートで「貯め上手で、お金の使い方も上手」と自認する全体の12%の人たち。一方、「不幸せ貯め~ジョ」とは「お金の使い方や貯め方が下手」と答えた65%の人のこと。

ファイナンシャルプランナー
実家暮らし時代に貯金80万円でマンションを衝動買いして、慌ててお金の勉強を開始したことがFPになったきっかけ。著書は『その節約はキケンです』(祥伝社)、『デキる女は「抜け目」ない』(あさ出版)など多数。

ファイナンシャルプランナー
生活マネー相談室代表。著書は『レシート○×チェックでズボラなあなたのお金が貯まり出す』(プレジデント社)など。誰でも参加できる「生活マネー塾」も主宰している。詳しくはhttp://www.556312.com/
取材・文/樋口晶子、藤川明日香
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