知っているようで意外と知らない身近な食材、おとうふのパワー
相模屋食料

相模屋食料 品質保証部 品質管理課 開発チーム 松田 明菜さん
和食は、お米と大豆の文化といわれる。なかでも食品用大豆の約50%を占めるのがとうふ。その魅力は、4つの栄養にある。
「ひとつは良質な大豆タンパク質。おとうふには、食物からでしかとれない9つの必須アミノ酸のすべてがバランスよく含まれています。また、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンは、更年期症状の改善や骨粗しょう症の予防効果にも期待されています」
さらにカルシウムとマグネシウムが豊富な点も見逃せない。とうふのカルシウム吸収率は牛乳とほぼ同等との研究もあり、また、とうふに不可欠なにがりは、塩化マグネシウムを主成分としているからだ。
「おとうふの栄養価は非常に高く、大豆イソフラボンとカルシウムは、おとうふ1パック(150g)で1日の摂取不足分の約2分の1を、マグネシウムは半パックですべて補えます」
そんなとうふの魅力に着目し、相模屋食料では“女性のためのおとうふ”として、『マスカルポーネのようなナチュラルとうふ』シリーズを展開している。
「大豆100%のクリーミーで濃厚な味わいは、オリーブオイルや蜂蜜にもよく合います」
チョコレート味や、季節限定のかぼちゃ風味のほか、食べやすいカップタイプや、朝食用の新商品『とうふで、グラノーラ。』も人気だ。女性にうれしい、新感覚とうふに注目したい。