部屋の片付けが面倒ならロボット掃除機
掃除機をかける前にやらなければならないのが、床に落ちているものを拾ったり、出しっぱなしになっているものをしまったりすること。これがおっくうで、なかなか掃除が始められないという人におすすめなのが「ロボット掃除機」です。
ロボット掃除機を使って掃除するとき、人がやるべきことはほとんどありません。予約設定しておけば、「ボタンを押す」という操作すら不要。やることが何もないので、掃除機の動きをぼーっと眺めているうちに、いろんなことに気づき始めます。
ロボット掃除機は、障害物があると止まり、方向を変えますよね。すると、障害物があった箇所は、掃除機をかけないままで終わってします。問題があれば解決したいと思う傾向が強い男性は、この動きを見ているうちに「あそこを片付ければ、そこも掃除してくれるはず」という衝動に駆られ、つい片付けてしまう。この「男性のサガ」を上手に利用しましょう。
夫が「男性のサガ」に突き動かされて片付け始めたとき、一番簡単なのは「とりあえずBOX」に邪魔なものを放り込むという方法。BOXは家族の人数分用意し、「自分のものは自分でBOXに入れる」というルールにすれば、お子さんを巻き込むこともできて一石二鳥です。
「掃除機が動き出すぞ! そら、片付けろ!」と号令をかけるのは、掃除担当の夫の役目。その声をきっかけに、家族が一斉に自分のものを「とりあえずBOX」に放り込みます。誰が一番早く片付けられるか、ゲーム感覚で楽しむのもいいですね。物を入れたBOXは、いったんソファやテーブルの上に置き、掃除が終わった後でゆっくり本来の場所に片付けます。
おすすめのロボット掃除機は、iRobotの「ルンバ960」か「ルンバ800シリーズ」。どちらでもいいと思いますが、男性には960のほうが受けがいいかもしれません。スマホで操作できるという点と、マッピング機能で掃除した箇所が確認できるという仕掛けが、男性の心に刺さるようです。
