待ち時間は博物館の展示を堪能
「博物館」というだけあって、建物内には体験教室の他にもさまざまな展示がある。かまぼこに関する深い知識を得られるし、ガラス越しに職人さんの作業風景を見学できたりしてなかなか楽しめた。
それらを見て回っているうちに、ちくわが無事焼き上がった。椅子が用意されており、その場で食べることができる。焼き立てのちくわ、それも自分たちで作ったものである。おいしいに決まっている。
体験を断念した次女の分も作ったので、姉妹そろって実食タイム。味はもちろんのこと、棒で持って食べられることも小さな子どもには心に刺さるものがあるのだろう。
「ちちさんにも一口ちょうだい」とお願いしたら、本当に一口だけしかくれなかった。よっぽど気に入ったらしい。二人ともあっという間に平らげてしまった。それでもまだ食べたいというので、かまぼこの蒸し上がり待ちを兼ねて、併設されたレストランでかまぼこ三昧の昼食タイムとしたのだった。
後編では、小田原城内にある「小田原城址公園こども遊園地」に出掛けた話をお送りする。
関連サイト
小田原 鈴廣かまぼこ
https://www.kamaboko.com/
吉田友和
旅行作家
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