
岡山進矢さん(イラスト)
岡山 じゃあ、他に何倍もネタがあるわけですね?
エイイチ ほぼ毎日1本くらいは描いていると思います。その中で、奥さんに『いいね。よくあるよね、こういうこと』と言われたエピソードなどを厳選しています。
―― 確かに、エイイチさんの『健気なボクと毛無毛なパパ』には、リアルタイム感がすごく感じられました。本当に感動したその瞬間に描いているんだなという、ストレートな感情がすごく出ていましたね。
エイイチ のちのち息子がマンガを読んでくれたとき、『これ、ウソなんだよ』というのだけは言いたくないという思いがありました。背景やシチュエーションなどは、より見栄えがいいように、例えば家であったことを公園での出来事にするといった脚色はあるんですが、子どものセリフや動きはすぐメモして、極力そのまま描いてました。
―― 家族の思い出日記というか、ご自身の日記でもあるんでしょうね。
エイイチ それは本当にそうです。もともとが家族の日記からスタートしていますから。

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構成/荒木晶子 イラスト/岡山進矢、エイイチ
岡山進矢(おかやま・しんや)

エイイチ
