共働き世帯に“一石二鳥”のアイデアの数々を提供してきたDIY特集もいよいよ最終回。人気インテリアブロガーの政尾恵三子さんに、100円ショップで購入した雑貨を、ちょっとしたDIYで生まれ変わらせる「100円雑貨リメイク」のアイデアをご紹介いただきます。
DIYに興味はあっても、材料を専門店に買いに行くのは敷居が高い。失敗して材料をムダにするかもと思うと、なかなか踏み切れない…。こんな人は、この「100円雑貨リメイク」からスタートするのがオススメ。この週末、ぜひお子さんと一緒にトライしてみてください。
【共働きだからこそ「一石二鳥DIY」特集】
(1)DIYで共働きの悩み解消!親子で楽しめるワザ公開
(2)少しの「DIY精神」が子どもにもたらす大きなメリット
(3)片付けない、宿題しない子に「自分で!」を促すDIY
(4)突っ張り棒博士が教える 共働きに効く家事時短テク
(5)増え続ける子どもの作品問題をDIYで解決!
(6)簡単・オシャレ!「100円雑貨リメイク術」 ←今回はココ
「100円雑貨リメイク」なら気軽に試せる

「DIYに興味はある。でも、材料を専門店に買いに行くのがまず敷居が高いし、失敗して材料を無駄にする可能性があると思うと、なかなか踏み切れない」──。こんな人にぴったりなのが「100円雑貨のリメイクDIY」。100円ショップならDIYの専門店よりは身近な存在のはずですし、何より価格が安いので、仮に失敗したとしてもそれほど落ち込まずに済みます。
さらに最近の100円ショップは、DIYアイテムそのものも非常に充実。各種絵の具や筆、はけ、家のリフォーム関連の商品まで、豊富な品そろえが見られます。
「浮かんだアイデアを気軽に試せるのも100円雑貨リメイクのいいところ。私自身、生活するうえでの“ちょっとした困り事”は、日々、100円雑貨リメイクで解決しています」。人気インテリアブロガーの政尾恵三子さんはこう話します。
そんな政尾さんに、特別な工具不要で、共働きで多忙な人でも週末の隙間時間に簡単に作れ、しかも生活に役立つ100円雑貨リメイクの5つの“レシピ”を提案してもらいました。
最初に教えていただいたのは、「マステを貼るだけ!ボトルウェットティッシュ」のアイデア。ウェットティッシュは子どもがいる家庭のマストアイテム。リビングや食卓などにボトルタイプのウェットティッシュを置いておくと、子どもの手や口を拭いたり、汚れに気付いたらその場でさっと掃除できたりして、とても便利です。ただ、買ってきたボトルウェットティッシュをそのまま部屋に置くと、インテリアとなじみにくい。そこで、「100円雑貨のマスキングテープを本体部分にぐるっと貼って生活感を隠しましょう」というのが政尾さんの提案です。
「マステを貼るだけ!ボトルウェットティッシュ」

「マステは好きな柄を選べばOKですが、木目柄、レンガ、コンクリート、タイルといった、カーブするのが難しそうな柄を使用すると面白い仕上がりになります。また、ボトルタイプのウェットティッシュの蓋は青いものが主流ですが、中には白や黒のものもあります。オシャレに仕上げるには、蓋が白や黒のタイプを用意するといいですね」(政尾さん)。
マステを貼る胴体部分には、通常、商品名などが大きく書かれています。「薄い色目のマステを選ぶと、商品名が透けてしまうので、できるだけ濃い色目を選ぶこと。もし、商品名が書かれた部分のビニールを取り外せる場合は、外してから貼りましょう」。

材料
マスキングテープ<100円雑貨>
ボトルウェットティッシュ
作り方
1 ボトルウェットティッシュの胴体部分のビニールを外す(外せる場合のみ)。
2 胴体部分にマスキングテープを貼る。全体をぐるぐるつなげながら貼るのでなく、1段ずつ貼っていくときれいに仕上がる。幅広のマステを選ぶと手間が少なくて済む。
・レシピ2 「リメイクシートで大変身!オリジナルBOX」
・レシピ3 「ラッカースプレーで植木鉢リメイク」
・レシピ4 「結ぶだけ!手ぬぐいティッシュカバー」
・レシピ5 「コルクパーテーション」
・子どもと一緒にDIYを楽しむ心得
・捨てるだけで片付け完了! 身近なあのアイテムが意外なDIYの武器に!