国内初の小学生専用パソコンが誕生!子ども1人でも安心して使える
── こちらは、富士通クライアントコンピューティングから今月7月に発売されたばかりの、国内で初めての小学生専用パソコン “はじめての「じぶん」パソコン” (LIFEBOOK LH55/C2)です。
河端さんが先ほど指摘されていたとおり、子どもがパソコンを持ち運ぶ時に机にぶつけたり、誤って落としても簡単には壊れないよう、天板の周囲にラバー素材を施しています。不意に子どもが天板に手を置いたときを想定した耐加圧試験もクリアしていて、とにかく頑丈なパソコンなんです。液晶にはタッチペンを使っても傷がつきにくく、衝撃に強い強化ガラスを使っているんですよ。
河端 確かに液晶が違いますね。本体背面のグリップはなんですか?
── 持ち運びするときに、子どもの小さな手でもしっかりと握りやすいよう、グリップがついています。それから、パソコンを少しゆすってみてみらえますか?

河端 あ!キャラクターが出てきた!
── 「ふくまろ」というキャラクターで、子どもがパソコンを長時間使っていたり、画面に近すぎたり、乱暴に扱っていたりすると、ふくまろが現れて注意を促します。
河端 会話もできるんですか?
── たとえば、「ふくまろ!写真を見せて」と話しかけると写真を表示したり、「ふくまろ!今日の天気は何?」といった雑談に答えたり、音声やチャットで話しかけることが可能です。
河端 すごい!そういうのは、一番子どものモチベーションがあがりますね。
── モチベーションという意味では、子どもが使いながらどんどんパソコンを覚えていけるような仕組みも豊富なんです。パソコンの使い方などをイラスト入りでわかりやすくまとめた「こども向けマニュアル」や、やりたいことを簡単に見つけられる子ども向けメニューアプリ「@メニュー」があるので、親がつきっきりでなくても、子ども自身で進めていくことができるんです。
河端 めっちゃいいですね。

── 子ども向け教育サイト「FMVキッズ」では、ランキング形式でタイピングの練習ができたり、標準搭載されている「プログラミングナビ」では遊びながらプログラミングを学習できたり、すぐに使えるようにプリインストールされています。親が自分で調べて探す手間も省ける上に、製造元である富士通クライアントコンピューティングがプリインストールしているものなので信頼感があり、子どもに安心して使わせることができます。さらに、「FMVまなびナビ」では、ドリルや本格的なプログラミング、オンライン英会話などをお手頃な価格で利用することができます。ちなみに、オンライン英会話や動画を見るときは、テントモードにすると見やすいですよ。


河端 へえ、すごい!タブレットにもなるんですか?
── 2 in 1でタブレットモードにして使うこともできます。タッチペンも付いているので、直感的なタッチ操作、キーボード操作、お絵描きや手書き文字入力ができるペン操作と、遊びにも学習にもおすすめです。

河端 タッチペンの感度がいいですね。子どもは自分が描いた絵を印刷してあげると、テンションがあがるのでおすすめです。ちなみに、いくらですか?
── 10万円をきった価格です。
河端 こんなに充実しているのに、ものすごく安いですね。これめちゃくちゃいいです!子どもがいたら買いたいです。それにしても、いろいろと考えて作っているんですね。商品開発、楽しそうです(笑)。
セキュリティソフト3年間無料。インターネットの危険から子どもを守る

── 富士通のFMVシリーズは、「マカフィー リブセーフ 3年版」がプリインストールされています。パソコン内のデータや個人情報の保護、外からのウイルスや不正アクセス、見せたくない有害サイトの閲覧などもしっかり防いでくれます。とくに“はじめての「じぶん」パソコン”は、簡単に保護者機能を設定できるようになっているので、パソコンが苦手という親御さんにもおすすめなんですよ。
河端 大人でもフィッシング詐欺にあう場合もありますよね。できるだけ子どもの自由に使わせたいからこそ、親ができることはしておくと安心できそうです。
■河端保志さんプロフィール
Branding Engineer代表取締役CEO。1989年生まれ。2014年電気通信大学大学院卒業。同院にて人工衛星の姿勢制御の研究を行う傍ら、個人で営業活動やコンサルティング業務を経験。リクルートやDeNAでのインターンを経験したのち、2013年大学院在学中に(株)Branding Engineerを創業。エンジニアのための職場選びサービスBranding Engineerを展開中。
(取材・文/平野友紀子 撮影/木村輝)