【評価3】他の駅への乗り換えはなし
●乗り換えはなし

乗り換えについては減点なし、20点満点の星5つという結果になりました。
多くの人々が集まる人気スポットとして有名な代官山の町ですが、最寄り駅は基本的にこの東急東横線代官山駅のみ。周辺に他路線の駅もないので、乗り換えはありません。
代官山駅には4つの入り口があり、中央口と東口(出入り口に段差あり)は直接地上へ、西口と北口は広い歩道橋へとつながっています。
【評価4】バリアフリーは満点。車両の改良も推進中
●ホーム幅は狭いがホームドアが設置されている

バリアフリー度は20点満点、星5つとこちらも高評価です。コンパクトな駅舎ながら安全面の設備は整っている印象を受けました。
唯一気になったのが、ホームの狭さです。ホームドアが設置されているため不安は感じませんでしたが、ベビーカーを押してすれ違うときは窮屈さを感じるかもしれません。上りホームの渋谷寄りの場所は幅が一部細くなっています。中央寄りの車両に乗車しておくと、エレベーターまでスムーズに移動できるでしょう。
東急電鉄によると、現在運行しているすべての編成にベビーカーおよび車椅子スペースが設置されているとのこと。また、法改正に伴って、同社の田園都市線と大井町線には、2018年より1両目から最後尾まですべての車両に車椅子やベビーカーのためのスペースが用意された新型の編成も運行しています。混んでいる車内で子どもを抱っこしてベビーカーを畳むのは至難の業。どの車両に乗っても、バリアフリースペースがあるのはとても安心感があります。この動きが広がっていくといいですね。

【総合評価】コンパクトで使いやすい駅だが、トイレに課題

代官山駅は100点満点中82点、星4つという評価になりました。ほとんど減点要素のなかったエレベーター、乗り換えやバリアフリー度の高得点に比べて、子連れ視点で見た際のトイレの減点が全体的な点数を引き下げる結果となっています。
各方面へつながる4つの出口があり、うち2つは広く入り組んだ歩道橋につながっているので、あらかじめどの出口から出るか調べておくとよりスムーズにおでかけできそうです。