保育園パパたちの働き方改革DAYS
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1育児の喜びと職場での葛藤 パパたちの胸の内
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2経営企画パパ 短時間で成果出す難しさを実感中←今回はココ
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3長時間職場パパ 会議・資料・メール短縮で定時退社
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4管理職パパ 部下の状況も家庭もエクセルで見える化
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5海外調査示す新しいパパ像 育休どう家事育児に影響
経営の根幹を担いつつ定時で退社
今回登場するのは国内眼鏡メーカーの経営企画部門で働くパパ。ほぼ毎日18時に退社し、週2~3日は息子の保育園のお迎えへ。残業は週1回程度に抑え、家族との時間を過ごしていると言います。経営会議の調整や予算管理、経営課題の解決など、会社の根幹を担う大事な業務を抱えながら、どのように定時で仕事を終わらせているのでしょうか。集中力の高め方や、仕事で感じる葛藤、ここに至るまでの曲折について聞きました。

OWNDAYS(オンデーズ)勤務
子どもは4歳
保育園送りは毎日、お迎えは週2~3回
月平均残業時間:12時間
外資系金融やスタートアップ企業を経て、現在は眼鏡メーカーの経営企画室で、経営会議や取締役会の運営、予算作成・管理、部署横断的なプロジェクトなどを担当しています。僕の勤務時間は9~18時ですが、週に1回は20時過ぎまで働き、残業は月に12時間くらいですね。
息子は4歳で、毎日の保育園の送りと、週2~3日のお迎えを担当しています。延長保育は基本的に利用せず、18時半に迎えに行きます。実は2年前に会社の近くに引っ越し、保育園も会社の近くの園へ転園しました。今は自宅、保育園、会社がすべて徒歩10分~15分くらいの距離にあります。電車の時間を気にしなくていい分、お迎えがある日もついギリギリまで仕事をしてしまい、保育園までダッシュすることもしばしばです。
同じ部署に5人の同僚がいますが、22時頃まで働いていることもあります。しかも皆とても生産性が高くて優秀。短い時間で彼らと同じレベルの成果を出すのがなかなか難しく、もどかしさを感じています。

帰る間際に緊急の案件が発生することがあります。そんなとき、僕はお迎えを優先させてもらい、子どもが寝た後の22時以降か、起きる前の朝5時くらいから対応します。22時まで待てない案件は、僕ができない分をほかのメンバーがフォローしてくれています。その点はやはり心苦しいですね。子育てを言い訳にはしたくないし、もっと結果を出せるようになりたい、という葛藤をいつも感じています。
