自然豊かな場所で、子どもと一緒にのびのびと色々な経験をしたいけれど、仕事もあるし都市の暮らしは手放せない……。ところが、そんな環境でも「ネイチャー育児」をかなえている人がいるんです。週末のキャンプだけでなく、自然豊かな土地への移住や二拠点暮らしを実践している人たちに、その魅力を語ってもらいます。
暮らし方を変えて「ネイチャー育児」実践中
暮らし方を変えて「ネイチャー育児」実践中
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1山や海…自然豊かな環境を求めて ネイチャー育児←今回はココ
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2自然も、都市型の良さも 2家族の移住スタイル
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3ゆるい二拠点生活 少しの工夫で驚きの親子メリット
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4週末は「海まで30秒」の家 子と遊ぶ二拠点生活
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5ワーケーションで子が成長 都会と地方のW小学校
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6「行きつけ」の場所を持ち、別荘感覚でキャンプ育児
「東京に空が無い」。そう感じているのは、「智恵子」(詩人である高村光太郎の妻)だけではありません。
子どもにいろいろな自然体験の機会を作ってあげたいという「ネイチャー育児」が目的で、住環境や働き方を見直し、移住や二拠点生活をしている人たちを今回取材したところ、「移住して空の広さを実感しました」「空の青さに気づきました」といった言葉が飛び出しました。
広い空や、山や海が広がる土地で過ごすための移住や二拠点暮らし。
言葉だけを聞くと、「育児中の身には無理」と思うかもしれません。ところが、二拠点生活をしている427人を分析対象回答数とする「デュアルライフ(二拠点生活)に関する意識・実態調査」(リクルート住まいカンパニー2018年11月6日~13日)によると、4割は既婚で子あり。子育ての観点からも二拠点生活をする家庭は珍しくはないと言えるでしょう。

出典/「デュアルライフ(二拠点生活)に関する意識・実態調査」(リクルート住まいカンパニー2018年11月6日~13日)