コロナ下で行動自粛を余儀なくされた2回の夏を経て、「今年こそはわが子の夏休みを充実させたい」と願っている共働き家庭は多いのではないでしょうか。海外旅行など長期の旅行に出かけることはまだ難しいとしても、工夫次第で過ごし方の幅はぐんと広がります。子どもが自然体験をしている間に親は仕事をする「ワーケーション」のプログラムや、親が手伝わなくても子どもだけで参加できるオンラインのワークショップも増加。週末のプチ旅行やお出かけも、子どもに部分的に企画させたり、探究を深めるためのお出かけ先を選んだりすることで、学びが多く、特別感のあるイベントになります。一味違う夏休みにするためのアイデアや選択肢を紹介します。
共働きっ子の夏休み2022 充実ガイド
共働きっ子の夏休み2022 充実ガイド
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1夏休みこそ親子ワーケーション!選択肢や企画のコツは
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2子が旅程の一部を企画 濃い学び得られる親子旅コツ
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3夏休み 自由研究の調査兼ねた日帰りお出かけガイド
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4夏休み中の在宅勤務 子どもはオンラインで楽しい学びを
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5夏休み「子どもだけキャンプ」 学びを深めるために←今回はココ
長期の休み期間中は子どもに普段できない体験をさせてあげたいもの。しかし親は仕事があり、休みの予定もまだ確定できないという事情を抱えている人も多いのではないでしょうか。そんな親たちから関心を集めるのが、「子どもだけで参加できる」アウトドアキャンプのプログラムです。
では、子どもを初めて参加させる場合、どのようなプログラムを選べばよいのでしょうか。例えば安全面という観点から、親が必ず確認しておくべき項目はどこで、信頼のおける事業者の選び方のコツはあるのでしょうか。子どもが現地でさみしくて泣いてしまった場合の事業者側の対応も気になるはず。さらに、体験からさまざまな学びを得るために、帰ってきた後の振り返り方のポイントも知りたいところです。
そこで、アウトドアナビゲーターとしてキャンプ情報を発信し、小学4年生の男の子のママでもある渡部郁子さんと、NPO法人野外遊び喜び総合研究所(通称:あばれんぼキャンプ)代表で、20年以上にわたり子ども向けキャンプを企画している中嶋信さんに、親の心配事へのアドバイスをもらいました。
この記事で読める内容
・信頼できる事業者を選ぶために、必ずチェックしたいこと
・「3泊以上のほうが学びが多い」理由とは
・さみしくて泣いている子にはどう対応?
・友達、きょうだいとグループは同じか別か。どちらがいい?
・キャンプ体験を生かすために、帰宅後にするとよいことは
・「3泊以上のほうが学びが多い」理由とは
・さみしくて泣いている子にはどう対応?
・友達、きょうだいとグループは同じか別か。どちらがいい?
・キャンプ体験を生かすために、帰宅後にするとよいことは

写真提供/あばれんぼキャンプ