今こそ注目 withコロナ時代、教育の選択肢
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1自宅から世界へオンライン留学 魅力と授業受け方コツ
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2ウィズコロナ時代に子の「学び方」変化 何を重視?←今回はココ
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3ICT教育、中学受験…小学校の学区選びの新基準
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4小学校の端末は「1人1台」時代 中学入試も多様化
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5リモートワークで「教育移住」身近に 親の心構えは
新型コロナによる登校自粛期間中に、子どもへの教育や関わり方を見直し始めたという人は多いのではないでしょうか。これまでは「どこの公立小学校に通っても教育機会は均等」と思っていたけれど、コロナ禍でICT教育の格差が明らかになり、不安や不満を感じた人もいるでしょう。
一方で親は、リモート勤務の拡大により「通勤が便利なエリアに住む必要性が薄れた」「これまで通勤にかかっていた時間を子どもとの時間にあてられるようになった」というメリットを実感しているかもしれません。働く時間と場所が柔軟になっていくことで、今後は子どもの教育を軸にした引っ越しもしやすくなります。オンライン学習の機会が増えつつあり、子どもの「学び方」も変わっていくでしょう。
選択肢が広がる中で、何を重視すればいいかを悩んでしまう場面が増えそうです。実際、どんな悩みが起こり得るでしょうか。未就学児や小学生がいる家庭での3つのパターンを考えてみました。

Aさん
保育園に通う子どもがいる。公立小学校に進学予定で、場合によっては就学前に引っ越しも検討。
■知りたいこと
・子どもの就学に当たって、保育園からの人間関係、学校のICT教育、中学受験率など考える項目があるが、どういう目線で、どのように優先順位をつけていけばいいのか迷ってしまう
・公立の小学校を調べる際に、何をどうやって調べればいいのか
・ICT教育が進んでいる小学校では、子どもたちはどんな授業を受けることができるのか
就学を控える未就学児のいる家庭では、教育環境を考えて引っ越しを検討したり、学校選択制で公立小学校を選べたりするケースもあるでしょう。小学校探しをする際に何がポイントとなり、どう見極めればいいかなどについて紹介します。
→【特集3本目】ICT教育、中学受験…小学校の学区選びの新基準
Bさん
小学低学年の子どもがいる。ICT教育や中学受験に関心があるが、子どもの探究心を伸ばす自然体験をさせてあげたい気持ちもある。
■知りたいこと
・中学受験はペーパーテスト以外に選択肢が?
・教育移住によるメリットとデメリット
・教育移住のために何をどう準備をすればいいのか
特集では、最新のICT教育導入例や、プログラミングを入試に導入している中学校について紹介する予定です。また、教育移住を実践した人へのインタビューを通し、教育移住をしたいなら実際にどう進めればいいか、メリット・デメリットについても紹介します。
→【特集4本目】小学校の端末は「1人1台」時代 中学入試も多様化
→【特集5本目】リモートワークで「教育移住」身近に 親の心構えは
Cさん
小学高学年の子どもがいる。これからの時代を考え、子どもに英語力をつけさせたい。実は今年の夏、親子留学か子どもの短期留学を考えていたが断念。
■知りたいこと
・オンライン留学ではどんなことができるのか
・英会話教室に通ったりスカイプ英会話を受けたりするのと何が違うのか
これからの学び方の新しい形になりそうなオンライン留学について紹介します。注目したい点や有意義なものにするためには?
→【特集2本目】「自宅から世界へオンライン留学 魅力と授業受け方コツ」
自然体験をさせたい、特色ある小学校に通わせたい、英語教育を受けさせたい――。こうした教育方針と、働き方、暮らしの両立ができる時代になってきました。それぞれの家庭の最適解を見つけたいですね。