年末健康強化月間 ママの笑顔が家族の幸せ
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1ママの疲れ 家事や仕事以外に女性ホルモンが原因?
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2疲れストレス解消のホルモン 朝晩に活性化するには
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35秒ストレッチで代謝アップ すきま時間にできる
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4入浴中のくぼみ押しで凝りむくみ解消 体が軽くなる
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5忙しいママが運動・食事・睡眠を上手に管理するには←今回はココ
自分の健康は自分でコントロールする
日本の健康管理意識について、ヘルスケア・公共政策領域を専門とするコンサル会社を経営する荒尾裕子さんは言います。
「マーケティングリサーチ企業GfK社が2015年に実施した『健康維持の方法に関するグローバル調査』において、世界23カ国、2万8000人以上を対象に『身体の健康を保つために日常的にどのようなことを行っているか』を尋ねたところ、日本は『運動をする』と『健康的な食事をする』で最下位、『十分な睡眠をとる』でワースト3位という結果でした」
日本の生命保険加入率(個人年金保険を含む)は、民間保険(かんぽ生命を除く)で79.1%と約8割。直近契約者の加入目的は「医療費や入院費のため」が57.1%となっています(生命保険文化センターの「2018年 生命保険に関する全国実態調査(速報)」より)。
「日本の健康管理はこれまで、健康を脅かすリスクファクターを取り除こうとする『守る健康』に偏っていた部分があると思います。しかし、本来、健康というのは『これをやりたい』と思える生きがいがあって、それを実現させるために自分自身の健康をコントロールしていこうとするクリエイティブなもの。健康管理は、もっと能動的であるべきですよね」
仕事と家事と育児に追われ、自らの健康を後回しにしてきた共働きの親には耳の痛い話。目の前のことにいっぱいいっぱいなのが「常」であるDUAL世代は、「定期的な運動」「健康的な食生活」「十分な睡眠」をどう管理・維持していくといいのでしょうか。共働きの親にありがちな隠れた健康リスクを解説しつつ、忙しくても簡単に実行できる方法やツールを、荒尾さんに教えてもらいました。



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