12月号【特集】子どもの「自走力」が育つ家庭の習慣
12月号前半
子どもの「自走力」が育つ家庭の習慣
親が何度も言わなくても、自分で時間割を確認して学校の準備をする。テストが戻ってきたら、見直して間違えたところを復習するなどして、勉強のサイクルを自分で回している。そんな、「自分で考えてやることを決め、行動していける自走力」をわが子に求める親が増えています。そこには、仕事に家事に忙しい共働き家庭の事情があるとともに、社会に出たときに「自走力」こそが幸せをつかむカギになることを実感している、働く親ならではの気づきもあるようです。そこで、保育園~高学年の子どもの自走力をどのように育てていけばよいか、教育の専門家や、自走力で人生を切り開いてきた当事者、自走力を意識した子育てを実践中の働く親に聞いていきます。
12月号後半
まさか?! 2人目不妊の道のり
第1子を自然妊娠で出産したとしても、2人目不妊となるケースは珍しくありません。妊娠・出産の経験があるとはいえ、夫婦が抱く不安は少なくないのではないでしょうか。仕事に育児に家事にと忙しい中、不妊治療に挑むことは簡単なことではないかもしれません。2022年4月からは人工授精や体外受精についても新たに公的医療保険が適用されることになりました。一方で、保険診療を受けるには、医師の治療計画の説明を夫婦などがそろって受けることも原則必要となりました。本特集ではそうした最新動向も踏まえた治療の流れや支援制度のほか、スムーズに治療を進める上で夫婦間や職場との関係において押さえておきたい課題などを解説します。