この遊びでパパ人気を不動のものに
-
1パパの「遊び」レンズを増やして子との日常に輝きを
-
2プロが勧める5つの遊び いつもの公園で体に刺激を
-
3遊べる工作をデザイナーパパが指南 巨大割り箸も←今回はココ
-
4親子で「不思議」に浸る時間が将来の学びの芽になる
-
5社会性育み頭を使うボードゲーム5選 未就学児向け
「工作は得意じゃない」というパパも、アイデアとやる気で勝負
子どもの頃、プラモデル作りに夢中になったパパは、少なくないでしょう。今回は、デザイナーとして働きながら、そのアイデアを生かした工作テクニックで子どもを喜ばせている2児のパパ、山田州彦さんに、簡単だけど子どもにウケる鉄板工作を教えていただきました。作るだけではなく、かぶって遊べる「2度楽しい」工作です。
「何かを作り始めたら、もう凝りまくってしまう」なんていうパパも、「工作は得意じゃない」というパパも、アイデアとやる気さえあれば大丈夫。パパの腕で子どもを楽しませてみませんか? 「でも、ごっこ遊びはニガテ……」というパパへ、大阪教育大学教育学部准教授の小崎恭弘さんのアドバイスもあります。
ちなみに山田家。参加した各地のハロウィーンイベントでは賞を取りまくり、毎年賞品でもらう高級牛肉を堪能しているそうです。
ポイントは「いいものを作ること」ではない
もともと夫婦そろって工作好きではありましたけど、ハロウィーンのイベントで賞を取るために始めたというわけではありません。最近はすっかり味をしめていますが。
単純に、子どもたちと一緒に作るのが楽しかったので、みんなでいろいろなものを作るようになりました。なので、基本的には「親子で一緒に作って楽しめるか」というところを大事にしています。
もちろん出来栄えがよければうれしいです。でも親が出来にこだわって凝り過ぎてしまうと、子どもが置いてけぼりになることもあり、子どもは楽しくない。親の自己満足になってしまう危険性も出てきます。
そうすると子どもはつまらないので工作自体を好きじゃなくなってしまいます。家族でずっと楽しく工作するためには、みんなが楽しめるようにしたほうがいいと思います。