園からの「発熱コール」にも動じない体制を整えよう
「復職して2カ月。出社できたのはたったの20日。会社のトイレで泣いています」というお便りが「保育園を考える親の会」に届き、ついもらい泣きしてしまったことがあります。
「産休・育休で休んだ分、しっかり働かなくては」「ママ社員は使えないと言われないように頑張らなくては」と、特別な覚悟をもって育児休業から復帰する人も多いでしょう。それなのに、子どもの病気で会社に行けない日が続くと、がっくりきてしまいますね。
預け始めの時期は、子どもは本当によく病気をします。そのために、予定していた仕事の予定が崩れることは、ある程度、想定しておくことが必要です。
子どもが病気になったときには、まず子どものケア(病院に行く、看護する)のための段取りが必要ですが、自分の仕事への対応としては、
の両方を考えなくてはなりません。
「2」については、「子どもが病気のときの保育ってどうするの?」に詳しく解説しました。ここでは、「1」のママやパパが仕事を休んだり早退したりする場合の、仕事のやりくりについて考えてみましょう。
突然の早退や欠勤でもあわてずに済むように、日ごろから用意を周到に
「そのとき」は突然やってきます。朝起きて子どもの額に手を当てた瞬間「まずい!」とママ&パパの間に緊張が走る、あるいは、さあこれから会議という職場での昼下がり、電話が鳴って保育園の先生の声が……。そんなときの仕事への影響を最小限にするために、こんな備えをしておきましょう。