【異性問題】
「スナックへ行き、店の女性とメールしていた。1回目は私が庭で暴れた。2回目は罰金制度を導入した。毎回ケンカになるとは限らないが、私が一方的に注意し、夫は謝るだけ…」(41歳/サービス/一般事務)
「夫が酔った勢いで、ほかの女性のほうが魅力的だと言ったため」(30歳/人材サービス/総務・人事)
「私が趣味の仲間(同年代の男性)と連絡を取り合っていたら、夫が浮気だと決め付けてきた。結局、私がその趣味を放棄することで問題を解消した。夫は、この件に関して解決済みだと思っているようだが、私は二度と許す気はないので、冷戦期間は4年以上になる」(44歳/機械・重電/技術・設計)
【切っても切れない、お互いの実家も火種に】
「親の介護のことで1カ月以上、けんかした。3年ほど前にけんかして、それ以来必要なことしか話をしていない」(49歳/公務員/一般事務)
「夫の親兄弟、姉妹のことからけんかに。お祝いやお年玉をくれないのに、要求してくる。義母が年金もなく、夫の姉と暮らしているが、『男が面倒見るべきだから生活費をよこせ』と言ってくるので、自分や子ども達の生活を一番に考え、『余裕のある分でしか援助できない』と言ったところ、大げんかになった」(43歳/建設/一般事務)
「義実家の過干渉」(45歳/食品・医薬・化粧品/財務・経理)
【家計について】
「子どもが小さいころ、育児をせずに仕事と遊びばかりしていて借金を作ったとき。離婚寸前のけんかをした」(45歳/情報処理・SI・ソフトウエア/情報処理・情報システム)
「お金の使い方について、どうしても価値観が合わず、初めて私が泣いて叫ぶほどのけんかになった。その後、家計管理を私に任せてくれるようになり、解決した」(30歳/その他製造/企画・調査・マーケティング)
「お金と趣味に関することからけんかに。夫は趣味のバイクに関する出費は小遣いの範囲内でやってくれているが、『お金が無い、俺は何のために働いているんだ!』と言う。あまりに腹が立ち、1カ月くらい家出しようと思ったが、ホテル代などを考えるとバカバカしくなったので、1日だけ家出した」(35歳/卸売・小売業・商業〈商社含む〉/企画・調査・マーケティング)
けんかをしたことがない、けんかにならない家庭もある
けんかの理由はさまざまですが、子どもが泣き出すくらい激しい夫婦げんかとなった家庭もありました。
いまだに根深く残っている人もいるようですが、その一方で「大きなけんかほど忘れる」「けんかをしたことがない」「けんかにならない」「けんかになる前にお互いの気持ちを言い合う」「どちらかが怒っているときは相手にならない」などという、羨ましい回答もありました。
次回は、夫婦げんかをした後、読者の皆さんがどうやって仲直りをしているかについて、実例を紹介します。
(ライター/三浦香代子)