2014年6月8日に芝中学校(東京都港区)で開催された「東京私立男子中学校フェスタ 2014」
わが家の子ども達は公立の中高一貫を目指している(ように仕向けている)が(詳しくは「塾はどうする 学歴格差夫婦&小4娘の意識ギャップ」参照)、一男一女の子どもを持つ親として、イマドキの私立中学校事情も気になっている。
私立中学といっても付属校、共学校、男子校、女子校など色々あるが、一番分からないのは男子校だ。自分は女子高・女子大出身で、女子校の雰囲気やメリットは分かっているが、男子校の実態はよく分からない。今の流れは「共学化」で、男子校が減ってきているのにもかかわらず、あえて男子校にこだわる学校は、どんな信念を持っているのか。また、男の子にとって、男子校はどこが魅力なのだろうか。
そこで、 私立男子校が一同に集まる「東京私立男子中学校フェスタ 2014」に行ってみることにした。東京タワーのすぐお隣、港区の芝中学校で行われるイベントだ。
学校の真裏にそびえたつ東京タワー! 当日は小雨にもかかわらず、多数の親子連れでにぎわっていた
親子で大盛況! イベント盛りだくさんで回り切れないほど
「東京私立男子中学校フェスタ」の参加校はすべて男子校で、イベント参加校が21校、資料コーナー参加校7校。開催時間は9時から16時だ。
各私立男子中学校の先生が個別相談に応じる個別相談コーナーや、それぞれ30分で学校のアピールポイントや特徴を説明するミニ説明会が行われる。他にも体験授業コーナーや技術科作品展示、男子校の先輩達によるパネルディスカッションなど、内容は盛りだくさんだ。
今年の目玉イベントは、麻布・開成・武蔵中学校校長によるパネルディスカッション。「男子御三家」と言われる3校の校長先生が一同に集まって語るというのは珍しい。"男子教育"についてディスカッションが行われるという。これはぜひ聞いてみたい。